■IPv6パケットフィルタ設定
- 対象ネットワークを選択
-
対象インタフェースを変更する場合には、ここで他の接続先を選択します。
本商品LAN側のインタフェースにフィルタをかけたい場合は「LAN」を選択し、WAN側のインタフェースにフィルタをかけたい場合は「WAN」を選択してください。
[フィルタエントリ]
IPv6パケットフィルタリング設定の一覧を対象インタフェースごとに表示します。特定の条件を満たすIPv6パケットの通過や廃棄を設定できます。
[追加]をクリックすると[IPv6パケットフィルタ設定 エントリ追加]に進みます。
- 優先度
-
フィルタエントリの優先度を表示します。フィルタエントリが複数ある場合、優先度の数字の小さいエントリから評価します。
- 種別
-
フィルタ条件に一致したIPv6パケットの扱いを表示します。
- 方向
-
選択したインタフェースでのフィルタ評価方向を表示します。
- プロトコル
-
フィルタ対象とするIPv6プロトコルの種別を表示します。
- IPv6すべて
- ICMPv6
- TCP
- UDP
- その他
- 送信元
-
フィルタ対象とするIPv6パケットの送信元IPv6アドレスまたはMACアドレスを表示します。すべてのIPv6アドレスからのパケットを対象とする場合は「any」と表示しています。
- 送信元ポート
-
フィルタ対象とするIPv6パケットの送信元ポート番号を表示します。すべてのポート番号のパケットを対象とする場合は「any」と表示しています。
- 宛先
-
フィルタ対象とするIPv6パケットの宛先IPアドレスまたはMACアドレスを表示します。すべてのIPv6アドレスからのパケットを対象とする場合は「any」、本商品からのパケットを対象とする場合は「localhost」と表示しています。
- 宛先ポート
-
フィルタ対象とするIPv6パケットの宛先ポート番号を表示します。すべてのポート番号のパケットを対象とする場合は「any」と表示しています。
- 編集
-
設定したエントリがある場合、指定したフィルタエントリを編集します。
[編集]をクリックすると[IPv6パケットフィルタ設定 エントリ追加]に進みます。
- 削除
-
設定したエントリがある場合、指定したフィルタエントリを削除します。
<IPv6パケットフィルタ設定 エントリ項目の削除方法>
「フィルタエントリ」のエントリ一覧に表示されているエントリの中から、削除したいエントリの行末の[削除]をクリックすることで削除できます。
■IPv6パケットフィルタ設定 エントリ追加
[フィルタエントリ追加]
フィルタエントリを設定します。
設定値を選択・入力したあと、[設定]をクリックし、[保存]で確定してください。
- 優先度
-
フィルタエントリの優先度を入力します。入力できる値は、1~50です。
- 種別 (初期値:通過)
-
設定条件に合致したIPv6パケットをどのように処理するかを指定します。
- 方向 (初期値:in)
-
処理したいIPv6パケットの方向を選択します。
- プロトコル
-
処理したいIPv6パケットのプロトコル種別を選択します。
- IPv6すべて
IPv6パケットすべてを処理します。
IPv6パケットであれば、TCP、UDP、ICMPv6も対象になります。
- ICMPv6
ICMPv6を処理します。[ICMP MESSAGE]を選択して詳細な条件を指定します。
[ICMP MESSAGE]で「コード指定」を選択した場合「TYPE」と「CODE」をそれぞれ数値を入力します。
- TCP
TCPを処理します。[TCP FLAG]を選択して、詳細な条件を設定します。
- UDP
UDPを処理します。
- その他
ICMPv6、TCP、UDP以外のプロトコルを指定したい場合に使用します。
フィルタ対象にしたいプロトコル番号を、0~255の範囲で入力します。
- 送信元アドレス
-
処理したいパケットの発信元アドレスを指定します。
次の形式で指定します。
- ・ any(全アドレス指定)
- ・ IPv6アドレス
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/128
(1箇所の指定:省略表記も指定可能)
または
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/nnn
(1~128のビット数でネットマスク指定)
- ・ MACアドレス
xx:xx:xx:xx:xx:xx
<ご注意>
- 「送信元アドレス」をMACアドレスで指定した場合、正常に動作しない場合があります。詳細はこちらを 参照してください。
- 送信元ポート番号 (初期値:any)
-
処理したいIPv6パケットのポート番号を指定します。
次の形式で指定します。
- ・ any(全ポート指定)
- ・ xxxxx (単一ポートの指定)
- ・ sssss-eeeee (範囲指定)
- 宛先アドレス
-
処理したいIPv6パケットの宛先アドレスを指定します。
次の形式で指定します。
- ・ any(全アドレス指定)
- ・ localhost(自アドレス指定)
- ・ IPv6アドレス
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/128
(1箇所の指定:省略表記も指定可能)
または
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx/nnn
(1~128のビット数でネットマスク指定)
- ・ MACアドレス
xx:xx:xx:xx:xx:xx
- 宛先ポート番号 (初期値:any)
-
処理したいIPv6パケットのポート番号を指定します。
使用できる形式は「送信元ポート番号」と同じです。
<お知らせ>
- IPv6パケットフィルタの優先度を変更するには、フィルタエントリを削除して、再度フィルタエントリの追加を行い優先度を変更してください。
- IPv6パケットフィルタの設定例についてはこちらを 参照してください。
- Windows(R) 10/8.1/7 のパソコンで本機能の設定をするときは、匿名アドレスを無効にすることが必要な場合があります。