DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能とは、LAN上のパソコンが起動すると、その都度、IPアドレスなどのネットワーク利用に必要な設定情報を、本商品から各パソコンに自動的に割り当てる機能です。
これにより、各パソコンでネットワークの詳細な設定を行わなくても、LANやインターネットに接続することができます。
本商品では下記のパラメータが設定可能です。
アドレス割当パターン
下記割り当てパターンを選択できます。自動設定時の割当数
アドレス割り当てパターンで「自動設定」を選択したときにクライアントに割り当てるIPアドレスの上限数を1~128で指定します。クイック設定Webの
「ホームゲートウェイ詳細設定」-「3.LAN設定」-「IPアドレスとDHCPサーバ設定」の[DHCPサーバ]で設定する
割り当てるIPアドレスの範囲を設定したいときは、「ホームゲートウェイ詳細設定」-「3.LAN設定」-「DHCP除外設定」で設定してください。
DHCP除外設定
DHCPサーバ機能でクライアントに配布するIPアドレスから、除外するIPアドレスを指定することが可能です。
除外するIPアドレスの範囲を2つ設定できます。
例:
DHCPサーバ機能の設定が、割当先頭アドレス 192.168.0.2 割当数 64 であれば
192.168.0.2~192.168.0.65までがクライアントに配布されます。
ここで除外するIPアドレスの範囲を
先頭アドレス 192.168.0.5 除外数 5 と登録すると、
192.168.0.5~192.168.0.9までの5つのIPアドレスがDHCPサーバから配布されなくなります。
IPアドレスは、DHCPサーバ機能の割当先頭アドレスと割当数で設定したIPアドレスの範囲から指定する必要があります。
DHCP固定割当設定
DHCPサーバ機能でクライアントに配布するIPアドレスを、特定のMACアドレスには特定のIPアドレスを配布することが可能です。
固定割り当てのパターンを最大20件設定できます。
IPアドレスは、DHCPサーバ機能の割り当て範囲から指定する必要があります。