1.無線LAN設定-無線LAN詳細設定(6GHz)

無線LANの設定を行います。
また、6GHz帯のバンドステアリング用SSID/プライマリSSID/セカンダリSSIDに対して、異なるセキュリティ設定(暗号化機能など)ができます。(マルチSSID)

※ マルチSSIDについて詳細はこちら

設定値を選択・入力したあとは、[設定]をクリックします。

※ 「クイック設定Web」画面に表示されているボタンについての説明はこちら


■無線LAN詳細設定(6GHz)

画面例

(画面は「対象ネットワークを選択」で「SSID1(バンドステアリング用):auhikari-xxxxxx」を選択した場合の例です。)

[6GHz共通設定]

バンドステアリング用SSID/プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定を行います。
MU-MIMO (初期値:ON)
MU-MIMOとは、複数の無線LAN端末(子機)が同時通信しても速度低下を抑える機能です。

<ご注意>

  • MU-MIMOを利用するには、受信側の無線LAN端末(子機)もMU-MIMOに対応している必要があります。
  • すべての無線LAN端末(子機)において効果を保証するものではありません。
    そのため、速度低下などが見られる場合は「OFF」に戻してください。
チャネル自動選択 (初期値:ON)
6GHz帯で電波状態の良いチャネルを自動選択します。
干渉波検出・回避機能 (初期値:OFF)
「メッシュWi-Fi機能」を「OFF」、「チャネル自動選択」を「ON」に設定した場合に設定できます。
本商品(親機)動作中にも定期的に周囲の電波状況を確認し、より電波状態の良いチャネルを自動選択します。「干渉波検出・回避機能」を「ON」に設定すると、電波状態が改善する場合があります。
周波数幅設定 (初期値:160MHz)
使用する周波数幅を選択します。
無線LANで利用する20MHz幅の通信チャネルを拡大することにより、「20MHz」に比べて「160MHz」では8倍、「80MHz」では4倍、「40MHz」では2倍の高速通信ができます。
他の無線LAN端末(子機)が多い場合や、他の無線LANアクセスポイント(親機)が存在する場合には「20MHz」に設定すると通信が安定する場合があります。周囲の無線通信利用に配慮する際は「20MHz」に設定してください。

<ご注意>

  • ご利用環境によっては、160MHz/80MHz/40MHz/20MHzモードが自動で切り替わるため、周波数幅を設定しても、設定した周波数幅以外で接続される場合があります。
使用チャネル
「チャネル自動選択」を「OFF」に設定した場合に設定できます。
無線LAN(6GHz帯)で使用するチャネルを選択します。
選択可能チャネルは、「周波数幅設定」で選択した周波数幅で指定可能なチャネルに変更されます。
複数のアクセスポイントが設置されている環境など、電波干渉がある場合には、使用する無線チャネルを変更してください。
送信出力 (初期値:100%)
無線LANの送信出力を選択します。
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。
  • 100%

  • 50%

  • 25%

  • 12.5%

TWT (初期値:ON)
TWTが「ON」では本商品(親機)に接続できない無線LAN端末(子機)がある場合「OFF」に設定します。

[SSIDごとの設定]

バンドステアリング用SSID/プライマリSSID/セカンダリSSIDごとの設定を行います。

<お知らせ>

  • 「メッシュWi-Fi機能」が「ON」の場合、バンドステアリング用SSIDの設定を変更するときは、「無線LAN詳細設定(メッシュ)」で行ってください。
対象ネットワークを選択
設定を行うネットワーク名(SSID)を選択してください。
  • SSID1(バンドステアリング用):auhikari-xxxxxx

    「メッシュWi-Fi機能」が「ON」のときのバンドステアリング用SSIDです。
    設定を変更する場合は、「無線LAN詳細設定(メッシュ)」で行ってください。

  • SSID1(バンドステアリング用):auhikari-xxxxxx-bse

    「メッシュWi-Fi機能」が「OFF」の場合、バンドステアリング用SSIDの設定を変更するときに選択します。
    「メッシュWi-Fi機能」を「OFF」に設定すると、バンドステアリングも連動して無効になりますが、「メッシュWi-Fi機能」が「ON」の場合と同じく「(バンドステアリング用)」と表示されます。

  • SSID2(プライマリ):auhikari-xxxxxx-e

    プライマリSSIDの設定を変更するときに選択します。

  • SSID3(セカンダリ):auhikari-xxxxxx-ew

    セカンダリSSIDの設定を変更するときに選択します

無線機能
SSID1(バンドステアリング用)/SSID2(プライマリ) (初期値:ON)
SSID3(セカンダリ) (初期値:OFF)
ネットワークを使用する場合は、「ON」に設定してください。
ネットワーク名(SSID)
SSID1(バンドステアリング用)
「メッシュWi-Fi機能」が「ON」の場合 (初期値:本商品(親機)のラベルに記載。auhikari-xxxxxx)
「メッシュWi-Fi機能」が「OFF」の場合 (初期値:auhikari-xxxxxx-bse)
SSID2(プライマリ) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載。auhikari-xxxxxx-e)
SSID3(セカンダリ) (初期値:auhikari-xxxxxx-ew)

※ 各初期値の「xxxxxx」は共通の値です。

無線LANのネットワーク名(SSID)を入力します。
半角の0~9、a~z、A~Z、スペース(先頭と末尾に使用、スペースのみは不可)、下表の記号で、32桁以内で設定してください。

※ 「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

暗号化モード (初期値:WPA3-SAE(AES))
暗号化モードを選択します。暗号化モードを設定すると無線LANでの送受信データが暗号化され、第三者に傍受されにくくなります。
  • WPA3-SAE(AES)

    WPA3-SAE(AES)モードを使用します。

WPA暗号化キー
SSID1(バンドステアリング用) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載されている暗号化キー13桁)
SSID2(プライマリ) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載されている暗号化キー13桁)
SSID3(セカンダリ) (初期値:本画面で確認できます)
暗号化キーを入力します。

※ 暗号化を行うときは、接続されている無線LAN端末(子機)に、本商品(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。

※ 8~63桁の英数記号または64桁の16進数を入力します。

※ 暗号化キーに使用できる文字は以下のとおりです。

  • ・ 8~63桁の場合:半角英数記号(0~9、a~z、A~Z、下表の記号)

    ※ 「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

  • ・ 64桁の場合:16進数(0~9、a~f、A~F)
暗号化キー更新間隔(分) (初期値:30)
暗号化キーの更新間隔(分)を入力します。WPA-PSKでは、暗号化キーは一定期間ごとに自動的に更新されて、より安全な状態を保ちます。入力できる値は、0(更新なし),1~1440分です。
ネットワーク分離機能
SSID1(バンドステアリング用)/SSID2(プライマリ) (初期値:OFF)
SSID3(セカンダリ) (初期値:ON)
ネットワーク分離機能の詳細はこちら
ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:OFF)
設定は変更できません。
本機能は、6GHz帯では利用できません。

<ご注意>

  • 他社製無線LAN端末(子機)との接続は保証しておりません。