無線LAN端末(子機)が使えない

原因と対策
(WL300NU-GS/WL54GU/WL54GCは、サテライトマネージャはご利用になれません。)

 
無線LANアクセスポイント(親機)の電源が入っていない
電源が入っているか確認してください。

無線LANアクセスポイント(親機)との距離が離れすぎている

電波の届く範囲まで無線LAN端末(子機)を移動したり、無線LANアクセスポイント(親機)や無線LAN端末(子機)の向きを変えたりして電波状態を確認してください。

無線LAN端末(子機)の「ACT」ランプが消灯している
無線LAN端末(子機)の「ACT」ランプが消灯している場合は無線LAN端末(子機)が無線LANアクセスポイント(親機)を正しく認識していません。(子機によってはランプ名称が異なります。)
サテライトマネージャをご利用の場合は[ネットワーク一覧]で[ネットワーク名(SSID)]をクリックし、[設定]をクリックして、無線LANアクセスポイント(親機)との通信の設定をやり直してください。

接続する無線動作モードのネットワーク名(SSID)が合っていない
無線LANアクセスポイント(親機)に登録されているネットワーク名(SSID)と、無線LAN端末(子機)で設定しているネットワーク名(SSID)が同じか確認してください。

ネットワーク名(SSID)は無線動作モードごとに設定できます。
無線LANアクセスポイント(親機)の設定値は、クイック設定Webの「無線LAN設定」-「無線LAN設定」(WR8700Nでは「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」)内の[無線LANアクセスポイント(親機)設定]で確認できます。(出荷時のネットワーク名(SSID)は無線LANアクセスポイント(親機)のラベルに記載されています。)

ECOモードを起動している
ECOモードを起動中は、無線LAN通信が利用できなくなる場合があります。(ECOモード起動中は、POWERランプのみゆっくり緑点滅し、他の側面・背面のランプは消灯します。)
無線LAN通信をご利用になる場合は、ECOボタンを5秒以上押して、ECOモードを停止するか、他のECO設定パターンを選択してください。

無線LANアクセスポイント(親機)側の設定でクイック設定Webの「無線LAN設定」-「無線LAN設定」(WR8700Nでは「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」)の[無線LAN端末(子機)の接続制限]で「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」を「使用する」に設定している
「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」を「使用する」に設定している場合は無線LAN端末(子機)側からの「ネットワークの参照」に応答しません。ETHERNET接続のパソコンから無線LANアクセスポイント(親機)側の「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」設定を解除して再度「ネットワークの参照」で検索するか、無線LAN端末(子機)側で無線のネットワーク名(SSID)を手動で登録してください。

無線LAN端末(子機)側のサテライトマネージャをご利用の場合で、無線のネットワーク名(SSID)を登録する手順例は下記の通りです。
(1) タスクトレイのサテライトマネージャのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。
(2) 「ネットワーク一覧」タブの【新規登録】を選択して、[設定]をクリックします。
(3) 無線LANアクセスポイント(親機)のネットワーク名(SSID)を入力します。
無線LANアクセスポイント(親機)の工場出荷時設定は本商品ラベルに記載されています。
(4) 通信モードを選択します。
(5) 無線LANアクセスポイント(親機)で暗号化設定を行っている場合は、無線LANアクセスポイント(親機)の設定値に合わせて暗号化の設定をします。
(6) [登録]をクリックします。

暗号化の設定が一致していない
無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)は、暗号化キーが一致しないと通信できません。暗号化キーを確認してください。
暗号化モードがWEPの場合、暗号化キー番号(キーインデックス)も同じでなければなりません。

WEPを設定する場合は、4つの暗号化キーのうち、無線LANアクセスポイント(親機)と同じ番号を指定して値を設定してください。
Windows(R) XP(Service Pack1)適用前と無線LANアクセスポイント(親機)では、暗号化のキー番号(キーインデックス)が違うため、双方のキーを設定する「テーブル」を合わせないと通信が行えません。
無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」から1を引いた数を「キーのインデックス」に入力してください。
ただしWindows(R) XP(Service Pack1〜3)の場合の「キーのインデックス」の場合は無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー番号」と同じです。
無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー番号」:1〜4
Windows(R) XPのワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」:0〜3
Windows(R) XP(Service Pack1〜3)適用の場合の「キーのインデックス」:1〜4

WPA-PSK、またはWPA2-PSKを設定する場合は、[WPA暗号化キー]に8〜63桁の英数記号、または64桁の16進数を指定してください。

暗号化の設定は必ず無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)(無線LAN端末(子機)を使用するパソコン)で同じ設定にしてください。
暗号化キーは無線アクセスポイント1つにつき1つだけ使用します。複数の無線LAN端末(子機)を使用する場合すべての無線LAN端末(子機)に無線LANアクセスポイント(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。
同一無線ネットワークにおいて、使用できる暗号化方式は1つです。混在はできません。
暗号化(WPA-PSK、またはWPA2-PSKモード)を有効にすると、サテライトマネージャ起動または接続設定を実行してから無線LAN通信が可能になるまでに、多少時間がかかる(数十秒程度)ことがあります。
出荷時の暗号化の設定は無線LANアクセスポイント(親機)のラベルに記載されています。

また、暗号化(WEP)の強度は無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)で同じにしてください。
ご利用になれる暗号化強度は下記の表を参照してください。

【暗号化対応表】
それぞれの組み合わせでご利用になれるWEPは次のようになります。
  無線LANアクセスポイント(親機)で使用可能なWEP


L
A
N





使




WL300NC
WL130NC
WL54SC2
WL54SC
WL54AG
WL54SU2
WL54SU
WL54TU
64bitWEP/128bitWEP/152bitWEP
WL300NU-GS
WL300NU-AG
WL300NC-G
WL300NU-G
64bitWEP/128bitWEP

同一無線ネットワークにおいて、64bitWEP、128bitWEPと152bitWEPの混在はできません。

Windows(R) XPでサテライトマネージャをご利用の場合は、[Windows(R) XPのワイヤレスネットワーク設定を無効にする]設定になっていることを確認してください

Windows(R) XPでタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」をしたときに接続したい無線LANアクセスポイント(親機)が表示されない
次の手順で設定を行ってください。
(1) 無線LANアクセスポイント(親機)の電源を入れ直す。
(2) 無線LANアクセスポイント(親機)が起動したらタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」の「関連したタスク」の「詳細設定の変更」をクリックする。
(3) 「無線LAN詳細設定」をクリックする。
(4) 「ワイヤスネットワーク」タブをクリックする。
(5) 「詳細設定」をクリックする。
(6) 接続する無線LANアクセスポイント(親機)を選択した後、「接続」をクリックする。
(7) 目的のネットワークに接続されたことを確認する。

プライマリSSIDの暗号化モードを「WEP」にしてWindows(R) パソコンから接続した場合、パソコン上に「資格情報の確認中」のメッセージが出て通信できなくなる場合があります。
プライマリSSIDの暗号化モードを「WEP」にする場合は、事前に、クイック設定Webの「無線LAN設定」-「WPS 設定」で「PIN方式」の「使用する」のチェックを外し、[設定]・[保存]をクリックしてください。

お使いのパソコンにプロキシが設定されていたり、ファイアウォール、ウィルスチェック等のソフトがインストールされている場合に、設定ができなかったり通信が正常に行えない場合があります。
ファイアウォールなどの動きによって本商品との通信に必要なポートが止められてしまっている可能性があります。
その場合には、次の手順で設定を確認してください。
(1) ファイアウォール側で本商品との通信に必要なポートをあける
(アドレス:192.168.0.*、TCPポート番号:23/53/75/80、UDPポート番号:69/161)
(2) (1)で改善しない場合は、ファイアウォールソフトを停止またはアンインストールする

MACアドレスによる接続制限が行われている
無線LAN端末のMACアドレスが無線LANアクセスポイント(親機)の接続を許可するMACアドレスフィルタリング機能の設定に登録されているか、確認してください。
WL300NE-AG/WL54SE2/WL54SE(ETHERNETボックス)を無線LAN端末(子機)として接続する場合、ETHERNETボックスの無線クライアントモードが「MACクローンモード」のときは、
ETHERNETボックスのMACアドレスではなく、ETHERNETボックスに接続しているパソコンなどの端末のMACアドレスを登録してください。
また、ETHERNETボックスに複数の端末を接続している場合は、すべての端末のMACアドレスを登録してください。(初期値は「拡張モード」です。)

周囲に同帯域を使用する無線LAN機器が多数存在する環境で デュアルチャネル通信機能を動作させた場合、 無線接続ができない場合があります。
そのような場合には使用するチャネルを変更するか、デュアルチャネル通信機能を無効にしてご利用ください。

コードレス電話機や電子レンジなどの電波を放射する装置との距離が近すぎると、通信速度が低下したり、データ通信が切れる場合があります
お互いを数メートル以上離してお使いください。

Windows(R) 7、Windows Vista(R)およびWindows(R) XP/2000 ProfessionalでAdministrator(権限のあるアカウント)でログオンしていない
管理者権限がないと、サテライトマネージャの接続設定や無線LAN接続などができい場合があります。