無線LAN端末(子機)から無線LANアクセスポイント(親機)に接続できない

原因と対策

 
無線LANアクセスポイント(親機)の電源が入っているか確認してください

ECOモードを起動している
ECOモードを起動中は、無線LAN通信が利用できなくなる場合があります。(ECOモード起動中は、POWERランプのみゆっくり緑点滅し、他の側面・背面のランプは消灯します。)
無線LAN通信をご利用になる場合は、ECOボタンを5秒以上押して、ECOモードを停止するか、他のECO設定パターンを選択してください。

無線LANアクセスポイント(親機)との距離が離れすぎていないか確認してください
電波の届く範囲まで無線LAN端末(子機)を移動したり、無線LANアクセスポイント(親機)や無線LAN端末(子機)の向きを変えたりして電波状態を確認してください。

無線LANカードまたは無線USBスティックのランプのつき方を確認してください
ランプが消灯している場合は、無線LANカードまたは無線USBスティックが無線LANアクセスポイント(親機)を正しく認識していません。
サテライトマネージャの[ネットワーク一覧]で[ネットワーク名(SSID)]をクリックし、[設定]をクリックして、無線LANアクセスポイント(親機)との通信の設定をやり直してください。

Windows(R) XPでサテライトマネージャをご利用の場合は、[Windows(R) XPのワイヤレスネットワーク設定を無効にする]設定になっていることを確認してください

Windows(R) XPでタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」をしたときに接続したい無線LANアクセスポイント(親機)が表示されない
次の手順で設定を行ってください。

(1) 無線LANアクセスポイント(親機)の電源を入れ直す。
(2) 無線LANアクセスポイント(親機)が起動したらタスクトレイのワイヤレスネットワーク接続アイコンを右クリックし、「利用できるワイヤレスネットワークの表示」の「関連したタスク」の「詳細設定の変更」をクリックする。
(3) 「無線LAN詳細設定」をクリックする。
(4) 「ワイヤスネットワーク」タブをクリックする。
(5) 「詳細設定」をクリックする。
(6) 接続する無線LANアクセスポイント(親機)を選択した後、「接続」をクリックする。
(7) 目的のネットワークに接続されたことを確認する。

ネットワーク名(SSID)があっているか確認してください
無線LANアクセスポイント(親機)の設定値は、クイック設定Webの「無線LAN設定」-「無線LAN設定」(WR8700Nでは「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」)内の「無線LANアクセスポイント(親機)設定」で確認できます。

無線LANアクセスポイント(親機)の「無線LAN設定」-「無線LAN設定」(WR8700Nでは「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」)で「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」を「使用する」にチェックした場合、無線LAN端末(子機)でネットワーク名(SSID)を登録していないと、接続ができなくなります
無線LAN端末(子機)で無線のネットワーク名(SSID)を登録してください。

暗号化を有効にしている場合は、キーが一致しているか確認してください
無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化設定は、クイック設定Webの「無線LAN設定」-「無線LAN設定」(WR8700Nでは「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」および「無線LAN詳細設定(5GHz)」)の「暗号化」で設定します。
Windows(R) XP(Service Pack1)適用前のワイヤレスネットワークと無線LANアクセスポイント(親機)側の設定では、暗号化のキー番号(キーインデックス)が違うため、双方のキーを設定する「テーブル」を合わせないと通信が行えません。
WEPを設定する場合は、無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」から1を引いた数を「キーのインデックス」に入力してください。

ただしWindows(R) 7、Windows Vista(R)およびWindows(R) XP(Service Pack1〜3)のワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」は無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」と同じです。
無線LANアクセスポイント(親機)の「使用する暗号化キー」:1〜4
Windows(R) XP(Service Pack1)適用前のワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」:0〜3
Windows(R) 7、Windows Vista(R)およびWindows(R) XP(Service Pack1〜3)のワイヤレスネットワークの「キーのインデックス」:1〜4

WPA2-PSK/WPA-PSKを設定する場合は、[WPA暗号化キー]に8〜63桁の英数記号、または64桁の16進数指定してください。

暗号化キーに使用できる文字は以下の通りです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)

※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)

暗号化の設定は必ず無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)(子機を使用するパソコン)で同じ設定にしてください。暗号化キ-は無線アクセスポイント1つにつき1つだけ使用します。複数の無線LAN端末(子機)を使用する場合すべての無線LAN端末(子機)に無線アクセスポイント(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。
Windows(R) 7、Windows Vista(R)およびWindows(R) XP(Service Pack2または3)搭載のパソコンでWL300NC-G/WL300NC/WL130NC/WL54GC/WL54SC2/WL54SC/
WL54AG/WL300NU-AG/WL300NU-G/WL54GU/WL54SU2/WL54SU/WL54TU
をご利用の場合のみ、WPA-PSK(TKIP)、WPA-PSK(AES)モードをご利用になれます。
(Windows(R) XP(Service Pack1以前)搭載のパソコンをご使用の場合は、サテライトマネージャで暗号化の設定をしてください。)
同一無線ネットワークにおいて、使用できる暗号化方式は1つです。混在はできません。

プライマリSSIDの暗号化モードを「WEP」にしてWindows(R) パソコンから接続した場合、パソコン上に「資格情報の確認中」のメッセージが出て通信できなくなる場合があります。
プライマリSSIDの暗号化モードを「WEP」にする場合は、事前に、クイック設定Webの「無線LAN設定」-「WPS 設定」で「PIN方式」の「使用する」のチェックを外し、[設定]・[保存]をクリックしてください。

お使いのパソコンにプロキシが設定されていたり、ファイアウォール、ウィルスチェック等のソフトがインストールされている場合に、設定ができなかったり通信が正常に行えない場合があります。
ファイアウォールなどの動きによって本商品との通信に必要なポートが止められてしまっている可能性があります。
その場合には、次の手順で設定を確認してください。
(1) ファイアウォール側で本商品との通信に必要なポートをあける
(アドレス:192.168.0.*、TCPポート番号:23/53/75/80、UDPポート番号:69/161)
(2) (1)で改善しない場合は、ファイアウォールソフトを停止またはアンインストールする

無線LANアクセスポイント(親機)側で「MACアドレスフィルタリング(無線)」の際に登録したMACアドレスが間違っていないか確認してください
WL300NE-AG/WL54SE2/WL54SE(ETHERNETボックス)を無線LAN端末(子機)として接続する場合、WL300NE-AG/WL54SE2/WL54SE(ETHERNETボックス)の無線クライアントモードが「MACクローンモード」のときは、
WL300NE-AG/WL54SE2/WL54SE(ETHERNETボックス)のMACアドレスではなく、WL300NE-AG/WL54SE2/WL54SE(ETHERNETボックス)に接続しているパソコンなどの端末のMACアドレスを登録してください。
また、WL300NE-AG/WL54SE2/WL54SE(ETHERNETボックス)に複数の端末を接続している場合は、すべての端末のMACアドレスを登録してください。(初期値は「拡張モード」です。)

周囲に同帯域を使用する無線LAN機器が多数存在する環境で デュアルチャネル通信機能を動作させた場合、 無線接続ができない場合があります。
そのような場合には使用するチャネルを変更するか、デュアルチャネル通信機能を無効にしてご利用ください。