WL54SEの使い方

<お知らせ>
  • Aterm WL54SEは、WARPSTARベース(無線LANアクセスポイント(親機))やワイヤレスLANアクセスポイントの、無線LAN端末(子機)としてご使用になることが出来ます。

  • WL54SEを設定するときはWindows(R)またはMacintosh OS搭載パソコンが必要です。

  • 初期設定を変更する場合、またはWL54SEの設定のみ変更する場合に、下記の手順を行います。

  • 設定するためのWWWブラウザは以下のバージョンに対応しています。
    ・Internet Explorer Ver 5.5以上(Windows版)
    ・Internet Explorer Ver 5.0以上(Mac版)
    ・NetScape6.1以上

  • 利用できるWARPSTARベース(無線LANアクセスポイント(親機))は次の通りです。
    WR6650S、WR7850S、WR6600H、WR7800H、WR7600H、WR7610HV、WR5100VT、WL5400AP、WB7000H2、WB7000H、WDR85FH、WBR75H、WA7500H、WL11E(アクセスポイントモード)、
    WL11AP、WL54AP、WL7600AP、WD600シリーズ、WD700シリーズ、BL170HV、DL180V-C
    (2005年11月現在)

    最新のワイヤレスLAN機器の動作確認情報は、
    AtermStation
    (http://121ware.com/aterm)をご確認ください。
 
■WL54SEの設定のしかた
ここでは、WL54SEの設定のしかた、基本的な使いかたを説明します。
WL54SEは、WL54SEを接続しているパソコンから設定します。
 
■WL54SEに接続したパソコンのIPアドレスの設定
WL54SEに接続したパソコンから設定を行うには、パソコンのIPアドレスの設定が必要です。
Windows(R) XP/2000 Professionalの設定方法はこちら

Windows(R) Me/98SEの設定方法はこちら

Macintoshの設定方法はこちら 

■WL54SEとパソコンを接続する
1. ETHERNETケーブルでWL54SEのETHERNETポートとパソコンのETHERNETポートを
接続する
 
■WL54SEのDHCPサーバ機能を起動する
接続した機器のIPアドレスが192.168.0.XXXに固定されているときは
この手順は不要です。
次の手順「■無線LANアクセスポイント(親機)に接続するための設定を行う」に進みます。
1. WL54SEのACアダプタのプラグをいったん外す
2. WL54SE側面のらくらくスタートボタンを押しながら、ACアダプタのプラグを接続し、WL54SE前面のAIRランプが赤点滅したららくらくスタートボタンを離す
無線LANアクセスポイント(親機)との無線接続はいったん切断されます。
WL54SEのDHCPサーバが起動します。

 
■無線LANアクセスポイント(親機)に接続するための設定を行う
1. パソコンなどを起動する
2. WWWブラウザを起動し、本商品のIPアドレスを入力し、設定画面のページを開く
(工場出荷時は192.168.0.220です。)
例)http://192.168.0.220/
WL54SEのIPアドレスを変更した場合は、そのIPアドレスを入力してください。
IPアドレスなどの確認は、WL54SE「クイック設定Web」の使い方を参照してください。
 
3. 管理者パスワードの初期設定を行う
画面に従ってパスワードを設定してください。
一度設定すると、次回からは、この画面は出なくなります。
管理者パスワードは、WL54SEを設定する場合に必要となりますので、控えておいてください
忘れた場合は設定画面を開くことができず、初期化してすべての設定を最初からやり直しになります。
 
4. [設定]をクリックする
5. ユーザー名とパスワードを入力する
ユーザー名には「admin」と入力し、パスワードには手順3で入力した管理者パスワードを入力し、
[OK]をクリックしてください。
(ユーザー名は、すべて半角小文字で入力してください。)
 
6. 設定画面が表示される
7. [基本設定]の から[基本設定]を選択する
 
8. [ネットワーク名(SSID)]無線ネットワーク内で使用するネットワーク名(SSID)を入力する
使用する無線LANアクセスポイント(親機)のネットワーク名(SSID)を確認しておいてください。
無線LANアクセスポイント(親機)の場合、ネットワーク名(SSID)の初期値は無線LANアクセスポイント
(本商品)の底面に貼付のラベルに記載されています)。
 
 
[アクセスポイント検索]をクリックして[アクセスポイント検索]画面を表示してネットワーク名
(SSID)を選択することもできます。
1) [アクセスポイント検索]画面で接続するネットワーク名(SSID)をクリックする
2) [選択]をクリックする
 
 
9. 無線LANアクセスポイント(親機)の暗号化設定に合わせて暗号化の設定を行う
無線LANアクセスポイント(親機)に暗号化の設定をしているときは、以下の手順で設定を
行ってください。
無線LANアクセスポイント(親機)に暗号化の設定を行っていないときは手順10に進みます。
WEPの場合
(1) [暗号化モード]で[WEP]を選択します。
(2) 暗号強度を[64bit[弱い]][128bit[普通]][152bit[強い]]から選択します。
暗号強度を変更すると、暗号化キーの入力がクリアされます。
(3) [指定方法]から暗号化キーの種類を[英数記号][16進]のいずれかから選択します。
暗号化キー番号(1番〜4番)に暗号化キーを入力します。
暗号化キーを入力し[設定]をクリックすると、入力した内容の表示は"****・・・"に変わります。
英数記号の場合、0〜9、a〜z、A〜Zと下記の記号で構成されている文字列を指定できます。
※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。
 
16進数の場合は、0〜9、a〜f、A〜Fで構成されている文字列を指定できます。
指定した暗号強度によりそれぞれの入力桁数は異なります。
64bit[弱い] 128bit[普通] 152bit[強い]
英数記号 5桁 13桁 16桁
16進表記 10桁 26桁 32桁

入力例: 0123abcdef (10桁)
021234567890abcdef9876543210 (26桁)
     
(4) [使用する暗号化キー番号]を[暗号キー1番〜暗号キー4番]から選択します。
初期化した場合は、設定がクリアされますので、無線LAN設定ラベル(本商品の底面に貼付のラベル)の使用キーに設定し直してください。
暗号化通信の利用可否表
 無線LANアクセスポイント(親機)※1 無線LAN端末(子機)側
WL54SE
WL54AGを装着したWARPSTARベース
WL11CAを装着したWARPSTARベース
WL11Cを装着したWARPSTARベース
WL11AP
WL54AP
WL7600AP
WL5400AP
WR7800H
WR6600H
WR7850S
WR6650S

※1 上記以外の機種に関しては、
AtermStation(http://121ware.com/aterm/)のサポートデスク−動作検証情報−ワイヤレスLAN製品接続確認情報をご参照ください。

同一無線ネットワークにおいて64bitWEP、128bitWEPと152bitWEPの混在はできません。
◎の組み合わせの場合だけ152bitWEPが使用できます。
○の組み合わせではWEP(128bitWEP)が利用できます。
●の組み合わせではWEP(64bitWEP)が利用できます。
128bitWEPは40bit鍵のWEP(64bitWEP)を拡張して104bitに鍵にした暗号化機能です。
152bitWEPは、40bit鍵のWEPを拡張して128bit鍵にした暗号機能です。
WARPSTARベースに装着するカードがWEP対応のWL11Cのときは暗号化キーは40bitのWEPでお使いください。
(128bitWEP/152bitWEPに未対応の無線LAN端末(子機)が存在する場合、64bitWEPでご利用ください。)
WPA-PSKの場合
(1) [暗号化モード]で[WPA-PSK(TKIP)]または[WPA-PSK(AES)]を選択します。
(2) [指定方法]を選択します。
(3) WPA暗号化キーを入力します。

暗号化キーに使用できる文字は以下の通りです。
・8〜63桁の場合:英数記号(0〜9、a〜z、A〜Z、下表の記号)
※「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

・64桁の場合:16進数(0〜9、a〜f、A〜F)
 
10. [設定]をクリックする。
 
11. [登録]をクリックする。
 
 
WL54SEが再起動し、設定が登録されます。
設定が終わったらパソコンのIPアドレスをお使いのネットワーク環境(ルータなど)に合わせて
戻してください。

<お知らせ>

  • Mac OS XでInternet Explorerをご利用の場合、WWWブラウザの設定画面で設定を変更
    したのに、設定画面に反映されない事があります。詳細はこちらをご覧ください。

  • 無線LANアクセスポイント(親機)でMACアドレスによる接続制限(MACアドレスフィルタリング機能)を行う場合、WL54SEの無線クライアントモードによって次のように設定してください。

    <WL54SEの無線クライアントモードが拡張モードまたは標準モードの場合>
    WL54SEの底面に記載されている無線のMACアドレスを登録することで無線接続するWL54SEを制限できます。
    <WL54SEの無線クライアントモードがMACクローンモードの場合>
    WL54SEの底面に記載されている無線のMACアドレスとWL54SEに接続しているパソコンなどの端末のMACアドレスも登録してください。また、WL54SEに接続する端末が複数台ある場合は、すべての端末のMACアドレスを登録してください。
    WL54SEでは接続されている複数の端末のうち、最初にアクセスのあった端末のMACアドレスを記憶し、他の端末からのアクセス時はMACアドレスを最初の端末のものに変換します。
    このため、MACアドレスフィルタに未登録の端末が最初にアクセスすると、WL54SEに接続しているすべての端末が無線接続できなくなります。
    また、MACアドレスフィルタに登録済みの端末が最初にアクセスすると、MACアドレスフィルタに未登録の端末でも無線接続できてしまいます。
    さらに、WL54SEのMACアドレスを登録していない場合、WL54SEからすべての端末を外したときには、LINKランプが消灯します。
    WL54SEの電源を入れたときにMACアドレスを登録された端末が接続されていない場合、無線接続できなくなります。
 
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