本商品の動作モードについて

本商品には、下記の動作モードがあります。
用途に応じた動作モードに設定することで、親機、中継機、または子機としてご使用いただくことができます。

●PPPoEルータモード
●ローカルルータモード
●ブリッジモード
●中継機モード
●子機(CONVERTER)モード

親機として使用する場合

● PPPoEルータモード
インターネット側のブロードバンド回線がPPPoE接続の場合、本商品をPPPoEルータモードに設定します。PPPoEルータモードでは、本商品自身がPPPoEでプロバイダ(または接続事業者)に接続するルータの役割を持ちます 。

自宅の利用回線が詳しくわからない場合でも、本商品のらくらくネットスタートを使えば回線を自動判別して動作モードを設定します。お客様は、プロバイダと契約したときに入手した接続情報を手元に用意して、らくらくネットスタート画面にしたがって 接続情報を入力していきます。設定が完了し、PPPoEで接続されると、本商品のACTIVEランプが緑点灯、CONVERTERランプが消灯します。

PPPoEモード

● ローカルルータモード
ブロードバンド回線がPPPoE以外で、本商品のルータ機能を利用する場合は、本商品をローカルルータモードに設定します。
通常はブロードバンドモデムがルータ機能を持っていない場合に、本商品をローカルルータモードに設定します。 自宅の利用回線が詳しくわからない場合でも、本商品のらくらくネットスタートを使えば回線を自動判別して動作モードを設定します。
ローカルルータモードでは、WAN側のIPアドレスを取得すると、ACTIVEランプが緑点灯、CONVERTERランプが消灯します。
また、WAN側にIPアドレスが割り当てられている、またはDHCPで取得する場合もローカルルータモードに設定します。

ローカルルータモード

● ブリッジモード
本商品のルータ機能を停止して利用するモードです。ルータまたはルータ機能内蔵のブロードバンドモデムなどに有線で接続するときに使用します。
ルータタイプブロードバンドモデムにWi-Fi機能がない場合にもスマートフォンなどが接続できます。

ブリッジモード

中継機として使用する場合

● 中継機モード
離れた場所の親機と子機の間の無線を中継する場合、本商品を中継機に設定します。
親機と子機間で電波が届かない場所でも、本商品を中継機として使用することで、電波が届くようになります。

中継機(CONVERTER)モード

子機として使用する場合

● 子機(CONVERTER)モード
本商品のLANポートにテレビ、パソコン、またはゲーム機などを接続して使う場合は、子機(CONVERTER)モードに設定します。
親機にWF1200HPを使用している場合、IEEE802.11acの通信性能を活かすには、子機もIEEE802.11acに対応していることが必要です。本商品は、スイッチを切り替えることで、子機として使用することもできます。
なお、イーサネットコンバータセットに添付されている子機は、すでに子機(CONVERTER)モードに設定済みです。

子機(CONVERTER)モード