2.4GHzの電波を中継して使う(Wi-Fi 高速中継機能)

本商品は、親機と子機の間で電波を中継(リレー)する中継機として使用できます。親機と子機の通信できる距離がさらに広がり、障害物の影響で電波の届きにくい場所でも高速Wi-Fi通信が可能です。
本商品の中継機能には、Wi-Fi TVモード中継機能とWi-Fi高速中継機能があり、用途に合わせて選択してご利用いただけます。
ここで説明するWi-Fi高速中継機能は、子機から中継機までは2.4GHz帯の電波、中継機を介して親機までは5GHz帯の電波を使って中継します。

2.4GHzの電波を中継するWi-Fi高速中継機能

◆注意◆

  • Wi-Fi TVモード中継機能と同時にはご利用になれません。
  • Wi-Fi高速中継機モードをご利用の場合は、子機は親機のオーナーSSID(2.4GHz)に接続してください。他のネットワークには接続できません。
  • 中継機としてご利用の場合は、MACアドレスフィルタリング機能はご使用になれません。また、チャネル変更はできません。
  • 親機で以下の設定を変更した場合、再度らくらく無線スタートを実行してください。
    ・ネットワーク名(SSID)
    ・暗号化キー
    ・ESS-ID ステルス機能(SSIDの隠蔽)
  • 親機に同時に接続できる中継機は1台のみです。並列、多段接続はサポートしておりません。
    <並列接続イメージ>
    並列接続
    <多段接続イメージ>
    多段接続

◆参考◆

  • 接続する親機が、Wi-Fi高速中継機能/Wi-Fi TVモード中継機能に対応している必要があります。対応した親機についての最新情報は、サポートデスク-「目的別で探す」-「動作検証情報」を参照してください。(2016年1月現在)
  • パソコン(ひかりTV対応機種)やテレビで、ストリーミング配信をご利用の場合、クイック設定Webで「詳細設定」の「TVモード」を「使用する」または「自動」に 設定すると、映像をより安定させることができます。工場出荷状態では「使用しない」に設定されています。

    ※ クイック設定Webの起動方法は「クイック設定Webの使いかた(中継機または子機としてご使用のとき)」を参照してください。

    ただし、親機が「TVモード」に対応している必要があります。親機がWF1200HP2の場合は、「親機として使う」の「TVモードを使う」を参照してください。

設定を行う前に

  • 本商品をWi-Fi子機(CONVERTER)モードに設定してください。
    「Wi-Fi子機(CONVERTER)モードの設定方法」
  • 本商品の設定内容は、下記である必要があります。

    ・ 「基本設定」の「中継モード」:「Wi-Fi高速中継」
    (初期値から変更が必要です。初期値は「Wi-Fi TVモード中継」です。)

    ・ 「詳細設定」の「5GHz/2.4GHz優先接続切替」:「5G」(初期値)

    ・ 「詳細設定」の「無線クライアントモード」:「拡張モード」(初期値)

    ※ 設定内容の確認、変更はクイック設定Webで行います。

設定手順

Wi-Fi高速中継機能/Wi-Fi TVモード中継機能に対応した親機(※)に、らくらく無線スタートでWi-Fi接続してください。
中継機として動作すると、CONVERTERランプが橙点灯します。

設定手順は機能別設定ガイドのWi-Fi(無線LAN)中継 設定手順を参照してください。

(※)Wi-Fi高速中継機能/Wi-Fi TVモード中継機能に対応した親機についての最新情報は、サポートデスク-「目的別で探す」-「動作検証情報」を参照してください。 (2016年1月現在)

使いかた

  • 上記で本商品をWi-Fi 高速中継機能の中継機モードに設定したら、ご利用の子機から、親機のオーナーSSID(2.4GHz)へWi-Fi接続してください。
  • 中継機のLANポートに接続したパソコンなどから、インターネットにアクセスすることができます。

うまく動作しない場合は

通信が不安定な場合には、接続した子機の電源をいったん切って入れ直したり、中継機の向きや設置場所を変更したりすると改善する場合があります。