Wi-Fiの通信速度を向上させたい

本商品のWi-Fiの通信速度を向上させたい場合は、「デュアルチャネル機能」、「プロテクション機能」を使用します。

  • ● デュアルチャネル機能
  • Wi-Fi通信で利用するチャネルの幅を、20MHzから40MHzに拡大することにより、約2倍の通信速度を実現することができます。
  • ● クワッドチャネル機能
  • Wi-Fi通信で利用するチャネルの幅を、20MHzから80MHzに拡大することにより、約4倍の通信速度を実現することができます。

    ※ 本商品でクワッドチャネル機能が利用可能な周波数帯は、5GHz帯のみです。

  • ● プロテクション機能
  • 子機との通信にRTS/CTSフロー制御を行う場合に使用します。

    ※ Wi-Fi接続する子機が少ない場合や、周囲に他の親機が存在しない場合には、「使用しない」に設定してください。それ以外では、「使用する」に設定することにより、Wi-Fi通信速度が向上する場合があります。

設定を行う前に

  • 設定を変更した場合は、再起動を行う前に設定を保存しないと設定内容が失われます。
    再起動の前に［設定］をクリックしてください。
  • バージョンアップ中は、本商品の電源を切らないでください。本商品が正常に動作しなくなる可能性があります。

設定手順

OS、ブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

クイック設定Webで設定します。
1.
「Wi-Fi詳細設定（2.4GHz）」または「Wi-Fi詳細設定（5GHz）」をクリックします。

※ 「詳細モード」の場合は、「Wi-Fi設定」－「Wi-Fi詳細設定（2.4GHz）」または「Wi-Fi詳細設定（5GHz）」 をクリックします。

設定画面イメージ

◆補足◆

  • 「詳細モード」は、クイック設定Webの左側メニュー上部にある［詳細モードに切替］をクリックすることで表示されます。
2.

デュアルチャネル機能を設定する場合は、「デュアルチャネル機能」で「使用する（自動切替）」または「使用する（優先）」を選択します。（「Wi-Fi詳細設定（2.4GHz）」画面での設定です）

  • 使用する（自動切替）

    周囲のWi-Fiの電波状況によって、40MHz/20MHzモードが自動で切り替わります。

  • 使用する（優先）

    優先してデュアルチャネル接続になります。なお、デュアルチャネルに対応して いない子機との通信は20MHzの通信となります。

設定画面イメージ
3.

クワッドチャネル機能を設定する場合は、「クワッドチャネル機能」で「使用する」を選択します。 （「Wi-Fi詳細設定（5GHz）」画面での設定です）

  • 使用する

    周囲のWi-Fiの電波状況によって、80MHz/40MHz/20MHzモードが自動で切り替わります。

設定画面イメージ
4.

プロテクション機能を設定する場合は、「プロテクション機能」で「使用する」を選択します。

設定画面イメージ
※画面は「Wi-Fi詳細設定（2.4GHz）」の場合の例です。
5.

［設定］をクリックします。

6.
［今すぐ再起動する］をクリックします。

※ 他に設定したい項目がある場合は［後で再起動する］をクリックしてください。

設定画面イメージ

◆注意◆

  • 再起動中は本商品の電源を切らないでください。本商品が正常に動作しなくなる可能があります。

使いかた

うまく動作しない場合は

  • 同帯域を使用するWi-Fi機器が多数存在する環境でデュアルチャネル／クワッドチャネル機能を動作させると、Wi-Fi接続ができない場合があります。そのような場合には、使用するチャネルを変更するか、デュアルチャネル／クワッドチャネル機能を「使用しない」に設定してご利用ください。
  • ご利用環境によっては、40MHz/20MHzまたは80MHz/40MHz/20MHzが自動で切り替わるため、クワッドチャネル／デュアルチャネルを「使用する」に設定しても、20MHzで接続される場合があります。

▲ページトップ