PPPoEルータモードでインターネットに接続する

PPPoEルータモードでインターネットに接続するためには、次の方法があります。

● らくらくネットスタートLiteで設定する
本商品に接続したパソコンなどから、Webブラウザの設定画面で設定します。
工場出荷状態ではじめて本商品を設定する場合の設定方法です。
● クイック設定Webで設定する
本商品に接続したパソコンなどから、Webブラウザの設定画面で設定します。
らくらくネットスタートLiteを使用しない場合や、ローカルルータモードからPPPoEルータモードに変更する場合の設定方法です。

設定を行う前に

本商品が下記の状態であることを確認してください。
  • RT/BR/CNVモード切替スイッチがRT側になっている。

    → RT側になっていない場合は、本商品の電源をいったん切って、RT/BR/CNVモード切替スイッチをRT側にしてから、電源を入れ直してください。

設定手順

説明で使用している画面は一例です。OS、Webブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

らくらくネットスタートLiteで設定する

工場出荷状態ではじめて本商品を設定する場合の設定方法です。

1.

本商品にパソコンなどを接続します。

● 本商品に有線で接続する場合
本商品のLANポートにパソコンなどを接続してください。

● 本商品にWi-Fi接続する場合
「さまざまな子機からWi-Fi接続する」を参照してください。

2.
手順1で接続したパソコンなどでWebブラウザ(Microsoft Edgeなど)を起動し、インターネット上の任意のホームページ(httpではじまるURL)にアクセスします。

◆注意◆

  • http以外(httpsなど)のホームページへのアクセスでは、ログイン画面は表示されません。
3.

「ユーザー名」(上段)に「admin」を、「パスワード」(下段)に管理者パスワードを入力し、[OK]をクリックします。

設定画面イメージ

◆注意◆

  • 本商品をより安全にお使いいただくために、管理者パスワードは、初期値(工場出荷状態の値)から変更してください。
    変更方法は、「管理者パスワードを変更する」を参照してください。
  • Webブラウザの設定によってはパスワードがWebブラウザに保存されます。
    パスワードを再入力することなくログインが可能になりますが、セキュリティ上、Webブラウザにはパスワードを保存しないことをお勧めします。
  • 認証画面が表示されずに、「ログイン認証に失敗しました。」の画面が表示された場合は、本商品の電源を入れ直し、手順2からやり直してください。
  • 管理者パスワードを10回間違えると、本商品へのアクセスができなくなります。
    その場合は、本商品の電源を入れ直すと、復旧することができます。復旧後、手順2からやり直してください。

◆補足◆

  • ユーザー名「admin」は半角小文字で入力してください。
  • 管理者パスワードの初期値は、本商品に貼付のラベルに記載された数字6桁のパスワード(Web PW)です。
  • 管理者パスワードがわからない場合は、本商品を初期化し、本商品に貼付のラベルに記載されているパスワード(Web PW)でログインしてください。
    初期化方法は、機能別設定ガイドの初期化方法を参照してください。(2020年1月現在)

    ラベルイメージ

4.

らくらくネットスタートLiteにより、PPPoEの設定が必要な場合は自動的に下の画面が表示されるので、接続先の設定をします。

  1. 「IPv4接続先名」に、プロバイダの名称など接続先としてわかる名称(任意)を入力します。
  2. 「IPv4ユーザー名」と「IPv4パスワード」を入力します。

    ※ 接続事業者/プロバイダからの資料(契約時に入手した接続情報の書類)にしたがって入力してください。 文字列を間違えないように入力してください。

    ※ フレッツの場合は、@以降のドメインが必要です。

    ※ メールのユーザ名やドメイン、パスワードでは接続できない場合があります。

  3. サービス情報サイトの接続先登録を行うかどうかを選択します。

    ※ NTT東日本の「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」「フレッツ光ネクスト」「フレッツ光ライト」などをご利用の場合のみ選択します。
    DNSルーティングの設定も自動的に行われます。

設定画面イメージ

◆補足◆

  • IPv4パスワードに使用できる文字は、下記のとおりです。
    • 英数記号(0~9、a~z、A~Z、スペースおよび、下表の記号)

      ※ 「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

5.

入力が完了したら、[設定]をクリックします。
本商品が再起動します。しばらくお待ちください。

※ 下の画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力して[OK]をクリックすると、クイック設定Web画面が表示されます。

設定画面イメージ

◆注意◆

    本商品をより安全にお使いいただくために、管理者パスワードは、初期値(工場出荷状態の値)から変更してください。
    変更方法は、「管理者パスワードを変更する」を参照してください。
  • Webブラウザの設定によってはパスワードがWebブラウザに保存されます。
    パスワードを再入力することなくログインが可能になりますが、セキュリティ上、Webブラウザにはパスワードを保存しないことをお勧めします。
  • 認証画面が表示されずに、「ログイン認証に失敗しました。」の画面が表示された場合は、本商品の電源を入れ直し、やり直してください。
  • 管理者パスワードを10回間違えると、本商品へのアクセスができなくなります。
    その場合は、本商品の電源を入れ直すと、復旧することができます。復旧後、やり直してください。

◆補足◆

  • ユーザー名「admin」は半角小文字で入力してください。
  • 管理者パスワードの初期値は、本商品に貼付のラベルに記載された数字6桁のパスワード(Web PW)です。
  • 管理者パスワードがわからない場合は、本商品を初期化し、本商品に貼付のラベルに記載されているパスワード(Web PW)でログインしてください。
    初期化方法は、機能別設定ガイドの初期化方法を参照してください。(2020年1月現在)

    ラベルイメージ

◆注意◆

  • ACTIVEランプが緑点滅している場合は、手順4での「IPv4ユーザー名」「IPv4パスワード」の文字列が間違っていることが考えられます。「クイック設定Webで設定する」にて、修正してください。

クイック設定Webで設定する

らくらくネットスタートLiteを使用しない場合や、ローカルルータモードからPPPoEルータモードに変更する場合の設定方法です。

クイック設定Webで設定します。
1.

ホーム画面の「基本設定」-「基本設定」をクリックします。

設定画面イメージ
2.

「動作モード」が「ローカルルータ」に設定されている場合は、「PPPoEルータ」を選択し[設定]をクリックします。

設定画面イメージ
3.

ホーム画面に戻り、「基本設定」-「接続先設定」をクリックします。

設定画面イメージ
4.

ご契約の接続事業者/プロバイダから提供された情報(契約時に入手した接続情報)にしたがって、使用する接続先名(任意)、ユーザ名とそれに対応したパスワードを入力します。

※ 接続事業者/プロバイダからの資料(契約時に入手した接続情報の書類)にしたがって入力してください。 文字列を間違えないように入力してください。

※ フレッツの場合は、@以降のドメインが必要です。

※ メールのユーザ名やドメイン、パスワードでは接続できない場合があります。

設定画面イメージ

◆補足◆

  • IPv4パスワードに使用できる文字は、下記のとおりです。
    • 英数記号(0~9、a~z、A~Z、スペースおよび、下表の記号)

      ※ 「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。

5.

[設定]をクリックします。

6.

下の画面が表示されたら、内容をよく読んで[OK]をクリックします。

設定画面イメージ

使いかた

上記の設定が完了したら、Webブラウザ(Microsoft Edgeなど)を起動し、インターネットのホームページにアクセスしてみましょう。

(例)サポートデスクの場合(2020年1月現在)

https://www.aterm.jp/support/

なお、本商品では、1つの回線契約で複数の接続先を設定して同時に接続することができます。また、設定した接続先のインターネット通信を切断することもできます。(PPPoEマルチセッション機能)
機能別設定ガイドのPPPoEマルチセッション設定手順を参照してください。(2020年1月現在)

うまく動作しない場合は

  • ホーム画面や現在の状態(PPP)画面で[切断]をクリックして切断した場合、自動的に再接続されません。[接続]をクリックして接続してください。
  • ACTIVEランプが緑点滅している場合は、手順4での「IPv4ユーザー名」「IPv4パスワード」の文字列が間違っていることが考えられます。設定をやり直してください。
  • パソコンなどのファイアウォール、ウィルスチェックのソフトをいったん停止していた場合は、インターネットのホームページにアクセスする際に、有効に戻してください。