Wi-Fi通信を安定させたい

本商品のWi-Fi通信が安定しないときは、周囲に複数のアクセスポイントが設置されているなど、他のネットワークからの電波干渉が原因として考えられます。

本商品には、起動時に周囲にあるアクセスポイントを検出し、2.4GHz帯および5GHz帯のそれぞれで電波状態の良いチャネルを自動選択する「オートチャネルセレクト機能」があります。
「オートチャネルセレクト機能」は工場出荷状態で「使用する(標準)」に設定されています。
本商品の電源を入れ直しても安定しないときは、チャネルを変更することで改善する場合があります。

また、他のネットワークでWi-Fi通信が安定しないときは、本商品が他のネットワークへ電波干渉している場合が考えられます。その場合は送信出力を抑えると、他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。

設定を行う前に

設定手順

説明で使用している画面は一例です。OS、Webブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

チャネルを変更する

クイック設定Webで変更します。

※ プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。(プライマリSSIDで設定した内容がセカンダリSSIDにも設定されます。)

1.
ホーム画面の「Wi-Fi(無線LAN)設定」-「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」または「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」をクリックします。
2.
[オートチャネルセレクト機能]で「使用しない」を選択します。

設定画面イメージ

3.
使用チャネルを選択します。

設定画面イメージ
※ 画面は「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」の場合の例です。

◆補足◆

  • 他の無線LANからの影響を避けるには、そのチャネルから4チャネル以上(安定した通信を行うためには5チャネル以上)空けることをお勧めします。現在、使用中のチャネルは、画面上部の「現在の状態」よりご確認いただけます。
  • Wi-Fi(無線LAN)子機によっては、12、13チャネル(2.4GHz)には対応していない場合があります。
  • Wi-Fi(無線LAN)子機によっては、W53/W56チャネル(5GHz)には対応していない場合があります。
  • 5GHzのW53/W56チャネル利用時にレーダー波を検出した場合は、DFS機能により自動的にチャネルを変更しますので、通信が中断されることがあります。
4.
[設定]をクリックします。
5.
ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んでボタンをクリックしてください。
6.
「設定内容を更新しました。」と表示されたら、設定は完了です。

送信出力を抑える

クイック設定Webで変更します。

※ プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。(プライマリSSIDで設定した内容がセカンダリSSIDにも設定されます。)

1.
ホーム画面の「Wi-Fi(無線LAN)設定」-「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」または「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」をクリックします。
2.
[詳細な項目を表示]をクリックします。

設定画面イメージ

3.
「送信出力」を選択して、[設定]をクリックします。
Wi-Fi通信の送信出力を「100%」「75%」「50%」「25%」「12.5%」から選択します。(初期値:100%)
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。

設定画面イメージ

4.

ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んでボタンをクリックしてください。

5.

「設定内容を更新しました。」と表示されたら、設定は完了です。

使いかた

うまく動作しない場合は