消費電力を抑える

対象の動作モード
動作モード略称
ローカル PPPoE transix クロスパス 国内標準プロビD v6 コネクト v6プラス IPv6 OPT OCN VC 国内標準プロビM ブリッジ

一部の機能を制限することで消費電力を抑えることができます。

● 省電力型イーサネット(EEE)機能

● 有線LANの速度を抑制する時間帯を設定する

● TWT

設定を行う前に

設定手順

説明で使用している画面は一例です。OS、Webブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

省電力型イーサネット(EEE)機能

IEEE802.3az Energy Efficient Ethernet準拠の省エネ機能です。イーサネット(LAN通信)のデータの送受信がないアイドル(待機)状態のときに、自動的に低消費電力モードになります。

◆注意◆

  • 通信する対向機が省電力型イーサネット(EEE)機能に対応していることが必要です。
  • 設定を変更すると、通信がいったん切断される場合があります。
クイック設定Webで設定します。
1.
ホーム画面の「ECOモード設定」-「ECOモード設定」をクリックします。
2.
「省電力型イーサネット(EEE)機能」を「ON」に設定して、[設定]をクリックします。
設定画面イメージ
3.
ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んでボタンをクリックしてください。
4.
「設定が完了しました。」と表示されたら、設定は完了です。

有線LANの速度を抑制する時間帯を設定する

有線LANの速度を抑制することで消費電力を抑えることができます。

◆補足◆

  • 有線LANの速度が抑制されている時間帯でも、「適用」のチェックを外すと即時解除され、通常の通信速度になります。

◆注意◆

  • 設定を変更すると、通信がいったん切断される場合があります。
クイック設定Webで設定します。
1.
ホーム画面の「ECOモード設定」-「ECOモード設定」をクリックします。
2.
有線LANの速度を抑制する曜日・時間帯を選択・入力して「適用」にチェックし、[設定]をクリックします。 設定画面イメージ
3.
ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んでボタンをクリックしてください。
4.
「設定が完了しました。」と表示されたら、設定は完了です。

TWT

TWT(Target Wake Time)とは、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)で導入された省電力機能です。 通信するWi-Fi 子機の消費電力を抑えることができます。

◆注意◆

  • 通信するWi-Fi子機がTWTに対応していることが必要です。
  • 設定を変更すると、Wi-Fi通信がいったん切断される場合があります。

クイック設定Webで設定します。

※ プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。(プライマリSSIDで設定した内容がセカンダリSSIDにも設定されます。)

1.
ホーム画面の「Wi-Fi(無線LAN)設定」-「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」、「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」または、「Wi-Fi詳細設定(6GHz)」をクリックします。
2.
「11axモード」で「ON」を選択します。

※ 「11axモード」で「OFF」を選択すると「TWT」を変更できません。

3.
[詳細な項目を表示]をクリックします。

設定画面イメージ

4.
「TWT」で「ON」、「OFF」のいずれかを選択します。
  • ON(初期値)
    TWTを使用します。
  • OFF
    TWTを使用しません。

設定画面イメージ

※ 画面は「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」の場合の例です。

5.
[設定]をクリックします。
6.
ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んでボタンをクリックしてください。
7.
「設定が完了しました。」と表示されたら、設定は完了です。

使いかた

うまく動作しない場合は

  • スマートフォン/タブレット端末によっては、「TWT」を「ON」に設定しているとWi-Fi接続できない場合があります。そのようなときは、「TWT」を「OFF」に設定するとWi-Fi接続できることがあります。