Wi-Fiネットワーク側のセキュリティ機能には、Wi-Fi通信データの暗号化、ネットワーク名(SSID)の設定、ESS-IDステルス機能、見えて安心ネット(不正な端末登録)、リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)があります。
親機で使用している暗号化キー(任意の文字列)と同じキーを登録した子機のみWi-Fi通信できるようになる機能です。これにより、送受信される無線データを暗号化して保護しますので、第三者からの傍受や盗聴から守ります。
他のWi-Fi端末(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)から本商品にWi-Fi接続できないようにするには次の方法があります。
◆補足◆
インターネットに接続すると、ホームページを閲覧したり、電子メールで情報をやりとりしたりすることができ、とても便利です。しかし、同時に、お使いのパソコンやスマートフォンはインターネットからの不正なアクセスの危険にさらされることになります。悪意のある第三者から、パソコン/スマートフォンやルータに不正にアクセスされることによって、大事なデータを盗まれたり、ブロードバンド回線を無断利用されたりすることも考えられます。 特にインターネットに常時接続したり、サーバなどを公開したりする場合にはその危険性を考慮して、必要なセキュリティ対策を行う必要があります。 本商品の機能を利用してセキュリティ対策を行ってください。 また、ウィルス対策ソフトウェアの導入など、パソコン側のセキュリティ対策も合わせて行うことをお勧めします。
無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と本商品間で情報のやり取りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁等)を越えてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
IDやパスワード又はクレジットカード番号等の個人情報
メールの内容
個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
コンピュータウィルス等を流しデータやシステムを破壊する(破壊)
本来、無線LAN製品は、セキュリティに関する仕組みを持っていますので、その設定を行って製品を使用することで、上記問題が発生する可能性は少なくなります。
セキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行い、製品を使用することをお奨めします。
セキュリティ対策をほどこさず、あるいは、無線LANの仕様上やむをえない事情によりセキュリティの問題が発生してしまった場合、当社はこれによって生じた損害に対する責任は一切負いかねますのであらかじめご了承ください。
なお、無線LAN をより安全にお使いいただくために、本商品の暗号化キーは初期値から変更してください。変更は、クイック設定Webで行います。暗号化キーは「Wi-Fi(無線LAN)設定」-「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」および「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」の画面で変更してください。
暗号化キーは、第三者から推測困難となるよう、複雑で長い文字列にして、安全性を高めることをお勧めします。
例えば以下のようなパスワードは危険です。