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最新規格Wi-Fi 6Eに準拠したホームルータ2機種を発売
〜新たに開放された6GHz帯を利用したトライバンドで安定通信を強化〜

公開日:2022/09/05

　NECプラットフォームズは、本年9月2日の電波法施行規則等の改正により、Wi-Fi製品向けに新たに開放された6GHzの周波数帯域に対応したWi-Fiホームルータとして、12ストリーム「Aterm WX11000T12 」、8ストリーム「Aterm WX7800T8」の2機種を本年9月15日より発売します。
　新商品は、帯域幅が広い6GHzの周波数帯域に対応した最新規格Wi-Fi 6E（IEEE 802.11ax、以下11ax）に準拠したホームルータです。従来利用していた2.4GHz帯、5GHz帯に加え6GHz帯を含む3つの帯域（バンド）を同時に利用できるトライバンドにも対応しており、バンドを使い分けながら混雑を避け、高速で安定したWi-Fi通信を実現します。
　また今回、次世代のWi-Fiホームルータとして新商品のデザインを一新しました。Atermシリーズの特長であるアンテナを内蔵する構造を継承しながら、Wi-Fiのイメージをサイドパネルの大きなカーブで表現し、外観も機能も妥協しないデザインに仕上げました。

WX11000T12製品写真
Aterm WX11000T12
WX7800T8製品写真
Aterm WX7800T8

※写真はイメージです。実際のサイズは 製品「仕様」ページにてご確認をお願いいたします。

　本日より、「Aterm」シリーズの公式Twitterアカウントをフォローおよびツイートするだけで、抽選で5名様に今回の新商品（Aterm WX11000T12）をプレゼントする「Wi-Fi 6E 新商品発売記念プレゼントキャンペーン（応募期間：2022年9月5日〜2022年10月2日）を実施いたします。詳細は、下記をご覧ください。
■「Wi-Fi 6E 新商品発売記念プレゼントキャンペーン」サイト

【背景】
　昨今、動画ストリーミングサービスの拡充、eスポーツなどのオンラインゲームやAR（拡張現実）・VR（仮想現実）・メタバースを利用したサービスの普及、在宅でのオンラインミーティングを行う機会の増加などにより、自宅内でより高速かつ安定的なWi-Fi環境を構築するニーズが高まっています。こうした中、総務省は2021年11月に周波数再編アクションプラン（注1）を公表するなど、6GHz帯のWi-Fiを日本国内で利用できるようにするための法令整備を進め、この度の電波法施行規則等の改正に至りました。
　このような背景を踏まえ、当社は最先端のWi-Fi 6E技術を有する米国Qualcomm Technologies, Inc.（以下、Qualcomm社）と日本国内で使用する周波数に向けた対応を行うことで、業界に先駆けて6GHz帯に対応したホームルータの製品化を実現しました。

新商品の主な特長

1. Wi-Fi 6E準拠

　Wi-Fi 6の拡張版で、帯域幅が広い6GHzの周波数帯域に対応した最新のWi-Fi規格に準拠しています。新たにWi-Fi製品に開放された混雑が少ない周波数帯域を利用できるため、ゲーミングPCやスマートグラス、VRゴーグルなどの低遅延な通信を求める端末を接続しても快適な通信が可能です。
　また、5GHz帯に対応した既存商品では、航空/気象レーダー波を検知すると電波干渉を回避するためにWi-Fi通信を一時的に停止して別のチャンネルに切り替えるDFS（Dynamic Frequency Selection）機能の搭載が義務化されていますが、6GHz帯での通信の場合はDFS機能の動作が不要となります。これにより通信帯域を広げ高速通信を行うワイドバンド(注2）接続時でも安定した通信が実現できます。

2. トライバンド対応

　従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加え、新たに追加された6GHz帯の3つの周波数帯域を同時に利用できるトライバンドに対応しています。自宅のゲーム機やテレビ、スマートスピーカーなど通信機能を持つIoT機器を多数接続した際も、3つの周波数帯域を使い分けることで混雑の少ない安定通信が可能です。

３. 10GBASE-Tポート搭載（WX11000T12のみ）

　WANとLANそれぞれに10Gbps 有線ポート（10GBASE-Tポート）を搭載しています。10Gbpsを実現する高速インターネット回線サービスと組み合わせることで、Wi-Fi通信の性能を最大限活用することができます。

４. メッシュ中継機能

　親機と複数の中継機が連携して通信エリアを柔軟に拡大することで自宅における安定した通信環境を構築できます。また、通信状態が良い最適なアクセスポイントに自動で切り替えるローミング機能（注3）により、スマートフォンなど家の中で移動しながら利用する場合でもシームレスで快適な通信を実現します。
　さらに、親機と中継機間の通信に帯域幅が広く混雑の少ない6GHz帯を利用することもでき、より安定したメッシュ中継による通信が可能です。

５. トレンドマイクロ ホームネットワークセキュリティTM機能搭載（注4、5）

　総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズ（注６）を展開するトレンドマイクロ株式会社のホームルータ向けホームネットワークセキュリティ機能を搭載しています。IoT家電を狙ったサイバー攻撃が増加傾向にある中、自宅のWi-Fiへの不審な接続の検知や、危険・有害なウェブサイトへのアクセスブロックなどネットワークを通じた様々な脅威からWi-Fi機器を守ります。（最大90日間無料）（注7）

価格/発売開始日

品名 型番 販売価格 販売開始(予定)
Aterm WX11000T12 PA-WX11000T12 オープン価格 9月15日(木)
Aterm WX7800T8 PA-WX7800T8

【SDGs(持続可能な開発目標)への貢献】
　Aterm製品では、SDGsのゴール12「つくる責任、つかう責任」およびゴール15「陸の豊かさも守ろう」のターゲット達成を目指し、新商品よりつなぎかたガイドと総合カタログにFSC (Forest Stewardship Council)認証用紙と植物油インキを適用しています。
　FSC認証は、環境や社会に対して持続可能な森林管理のもと作られた製品を認証する森林管理協議会の制度で、森林環境の保全だけでなく、生物の保護、地域社会との関係性なども含まれています。
　植物油インキは、大豆やヤシ、パームなど非食用油を含めた再生可能な植物由来の油を原料としたインキを使用します。

　NECプラットフォームズは、今後もAtermの通信性能の向上、機能の充実、環境対応などに取り組み、Wi-Fi環境の高度化を通じた安心かつ快適な社会の実現に貢献していきます。

注記

  • (注1) https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000421.html
  • (注2) 複数のチャネルを束ねて高速化する技術。本商品では160MHzに対応。
  • (注3) IEEE802.11k、IEEE802.11vに対応していない端末は自動で切り替わらない場合あり。
  • (注4) 「トレンドマイクロ ホームネットワークセキュリティ」機能はルータ(RT)モードで利用可能。
  • (注5) 「トレンドマイクロ ホームネットワークセキュリティTM」に関する詳細と問い合わせは下記。
    製品ページ：https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/hns/requirement.html
    問い合わせ窓口：トレンドマイクロサポートセンター
  • (注6) ｢ウイルスバスター クラウド｣｢ウイルスバスター クラウド ＋ デジタルライフサポート プレミアム｣｢ウイルスバスター モバイル｣。
  • (注7)利用は専用管理アプリから設定が必要。無料期間終了後は、月額500円（税別）で提供。

関連リンク

Aterm製品情報ページ

Wi-Fiホームルータ・親機

  • ＊ 「Aterm」は、日本電気株式会社の登録商標です。
  • ＊ 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。
  • ＊ 「トレンドマイクロホームネットワークセキュリティ」、「ウイルスバスター」は、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
  • ＊ その他、記載の会社名、製品名、サービス名などは該当する各社の商標または登録商標です。
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