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[USB] 「着信履歴forUSB」をインストールすると、OutlookExpressで文字化けが発生する件【改訂】
不具合内容
「着信履歴 for USB」をインストールしたパソコンで、
Microsoft(R) Outlook(R) Express Version 5 (以下 Outlook Express 5)を使用すると、
以下のような不具合が発生する場合があります。
Outlook Express 5 において、宛先や件名のボックスに日本語文字を入力しようとすると、
全角文字の半分 (1 バイト分) だけが表示されたり、
入力した全角文字を削除する際に文字が半分 (1 バイト分) ずつ消えたり、
文字化けして正しく表示されない場合があります。
なお、このとき、メッセージの本文では問題ありません。
原因
「着信履歴 for USB」をインストールすることにより、
「RICHED32.DLL」ファイルが、英語版のものに置き換わってしまうためです。
対象
- 着信履歴 for USB Ver2.00
- 着信履歴 for USB Ver2.10
のいずれかをインストールしており、
インストール前のOS環境で、
- \Windows\Systemフォルダに「Riched32.dll」が存在していなかった
- 「Riched32.dll」が存在していたが、「Ver4.00.993.4」未満のバージョンだった
のいずれかに該当する場合に、発生します。
なお、ご使用の機種が、IT75/IT60シリーズでもIT65EXシリーズでも同様に発生します。
対処方法
置き換わってしまったファイルを、元のファイルに戻すことにより復旧可能です。
一般的な復旧方法につきましては、
マイクロソフト
サポート技術情報 [J048170]
[OE5] メッセージ作成時に宛先や件名の日本語が文字化けする場合
に記載されておりますので、こちらをご参照下さい。
なお、「フレックスBOD for USB Ver2.00」をインストールすることによっても本現象を解消することができます。
これは「フレックスBOD for USB」に含まれている「RICHED32.DLL」が日本語版の正しいバージョンであるため、
これをインストールすることによって、このファイルが正常なファイルに置き換わるからです。
- AtermIT75/IT60シリーズをご使用の方
商品添付のCD-ROMより「フレックスBOD for USB」をインストールしてください。
- AtermIT65EXシリーズをご使用の方
AtermStationバージョンアップコーナーよりダウンロードしてインストールしてください。
また、「着信履歴 for USB」のセットアッププログラムに含まれている「RICHED32.DLL」を日本語版に修正したものを、
「着信履歴 for USB Ver2.11」として公開しました(平成11年7月15日)。