Aterm IT55,IT55DSUファームウェア
Ver2.00活用ガイド(Ver1.10との差分)
■三者通話
通話中に第三者を呼び出し、三者間で通話することができる機能です。
次の2つのモードをサポートします。
切替モード |
通話中の相手と保留中の相手を切り替えて通話するモード |
ミキシングモード |
三者が同時に通話するモード |
利用するには
三者通話機能をご利用いただくには、NTTとの契約が必要です。
INSネット64の付加機能申込票により、「フレックスホン」の「三者通話機能」をご契約ください。
IT55らくらくユーティリティによる設定も必要です。
らくらくユーティリティの設定項目 |
「アナログポート共通登録」−「三者通話」 |
「使用する」に変更 |
「登録ボタン」を押して、らくらくユーティリティを終了すれば設定完了です。
ATコマンドにより手動で設定する場合:「AT$D5=1」(AT$Sをお忘れなく)
操作方法
切替モード
- 相手1と通話中に、フッキングします。セカンドダイヤルトーンが聞こえます。
相手2の電話番号をダイヤルします。相手1は保留されます。
- 相手2が受話器をあげると通話できます。
- もう一度相手1と話したいときはフッキングします。相手2は保留されます。
フッキングすれば何度でも切り替えることができます。
- 受話器を置くと通話中の呼を切断します。
- 呼び出し音がなりますので受話器を取ると保留相手と通話できます。
ミキシングモード
- 上記ABの状態でフッキングを1秒以内に続けて2回押します。三者通話が出来ます。
- 受話器を置いて切断します。相手1、相手2ともに切断されます。
補足説明
- コールウェイティング中にフッキングを2回するとミキシングモードにすることができます。
フッキング2回で相互に切り替えることができます。
- ダイヤル桁間の監視タイマは、初期設定状態で5秒になっています。ダイヤルするときは5秒以内に次の桁を押してください。次の桁を押さないで5秒を経過すると発信します。
ダイヤル後、5秒を待たずにすぐ発信するには、最後の桁を押した後で「#」を押してください。
■通話中転送
現在行っている通信を第三者に転送できる機能です。
利用するには
三者通話機能をご利用いただくには、NTTとの契約が必要です。
INSネット64の付加機能申込票により、「フレックスホン」の「通話中転送機能」をご契約ください。
IT55らくらくユーティリティによる設定も必要です。
らくらくユーティリティの設定項目 |
「アナログポート共通登録」−「通話中転送」 |
「使用する」に変更 |
「登録ボタン」を押して、らくらくユーティリティを終了すれば設定完了です。
ATコマンドにより手動で設定する場合:「AT$D6=1」(AT$Sをお忘れなく)
操作方法
切替モード
- 相手1(注)と通話中に、フッキングします。セカンドダイヤルトーンが聞こえます。
相手2の電話番号をダイヤルします。相手1は保留されます。
(注)相手1から電話がかかってきたとき場合に限ります。
- 相手2が受話器をあげると通話できます。
- フッキングしてから受話器を置くと相手1と相手2で通話できるようになります。
補足説明
- ダイヤル桁間の監視タイマは、初期設定状態で5秒になっています。ダイヤルするときは5秒以内に次の桁を押してください。次の桁を押さないで5秒を経過すると発信します。
ダイヤル後、5秒を待たずにすぐ発信するには、最後の桁を押した後で「#」を押してください。
■ボイスワープ
INSネット64の高度転送機能であるINSボイスワープをサポートしています。
利用方法・操作方法はNTT発行の操作ガイドに準じます。
特にAtermの設定は必要ありません。
(注)ボイスワープをご使用になる場合は、必ずアナログポートに自己アドレスを登録してください。