WPA-PSKには、TKIPとAESの2種類があり、無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)間で暗号化キーが一致したときのみ無線通信が可能になる機能です。
無線通信データを暗号化して、第三者からの傍受や盗聴から守ることができ、WEPより強固な暗号化で、高いセキュリティ能力を持っています。
当ページでは、クイック設定Webを使用したWPA-PSK(AES)・英数字10桁の設定手順を掲載しています。
※OS、ブラウザなどご利用の環境により、画面が異なる場合があります。
参考
WL5400APは、工場出荷時または初期化直後は、初期値での暗号化キー(128bitWEP)が設定済です。
初期値での暗号化キー(128bitWEP)の記載場所は、「ネットワーク名(SSID)と暗号化キー(128bitWEP)の記載場所」をご参照ください。
ここでは、IPアドレスを「192.168.0.204」、ユーザー名を「admin」、パスワード設定ありの状態を例に説明しています。変更されている場合は、変更後のものに合わせて設定を行ってください。
1.WWWブラウザ(InternetExplorer「インターネットエクスプローラ」など)を開いて、「http://192.168.0.204/」と入力します。
参考
2.「ユーザー名」「パスワード」の入力画面が表示されましたら、ユーザー名に半角小文字で「admin」と入力、パスワードを入力して、「OK」ボタンを選択します。
3.クイック設定Webが開きましたら、左メニューの「基本設定」から「暗号化設定」を選択します。
4.「暗号化設定」画面の「暗号化モード」で「WPA[推奨]」を選択、「暗号化方式」に「PSK(AES)[推奨]」選択し、「WPA暗号化キー」に任意で英数字10桁の暗号化キーを入力します。入力後は、「設定」ボタンを選択します。
参考
AESまたはTKIPでの暗号化キー設定は、以下の入力方法から指定します。
「暗号キー更新間隔(分)」は、暗号化更新時間を入力してください。指定できる値は、0(更新なし)、1から1440分です。
5.「設定を正常に完了しました。[再起動]ボタンを押して再起動を行ってください。」と表示されましたら、「OK」ボタンを選択します。
6.左メニューにある「再起動」ボタンを選択し、Atermを再起動します。
再起動後にクイック設定Webのスタート画面が表示されましたら、再起動が完了し設定が有効となります。
注意
無線LAN端末(子機)と無線接続を確立させるためには、無線LAN端末(子機)側にも暗号化の設定が必要です。無線LAN端末(子機)に添付の説明書などをご参照の上、暗号化の設定を行ってください。