無線暗号化(WPA-PSK)のセキュリティ設定方法は?

最終更新日:2013年11月27日
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WPA-PSKには、TKIPとAESの2種類があり、無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)間で暗号化キーが一致したときのみ無線通信が可能になる機能です。

無線通信データを暗号化して、第三者からの傍受や盗聴から守ることができ、WEPより強固な暗号化で、高いセキュリティ能力を持っています。

当ページでは、クイック設定Webを使用したWPA-PSK(AES)・英数字10桁の設定手順を掲載しています。

※OS、ブラウザなどご利用の環境により、画面が異なる場合があります。

参考

WL5400APは、工場出荷時または初期化直後は、初期値での暗号化キー(128bitWEP)が設定済です。

初期値での暗号化キー(128bitWEP)の記載場所は、「ネットワーク名(SSID)と暗号化キー(128bitWEP)の記載場所」をご参照ください。

設定手順

ここでは、IPアドレスを「192.168.0.204」、ユーザー名を「admin」、パスワード設定ありの状態を例に説明しています。変更されている場合は、変更後のものに合わせて設定を行ってください。

1.WWWブラウザ(InternetExplorer「インターネットエクスプローラ」など)を開いて、「http://192.168.0.204/」と入力します。

設定1

参考

  1. 「192.168.0.204」は工場出荷時のIPアドレスです。
  2. オフラインでInternetExplorer(インターネットエクスプローラ)を使用していると、「要求されたページは、オフラインで使用できません。」というメッセージが表示されます。表示された場合は、「接続」ボタンを選択してください。

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2.「ユーザー名」「パスワード」の入力画面が表示されましたら、ユーザー名に半角小文字で「admin」と入力、パスワードを入力して、「OK」ボタンを選択します。

設定2

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3.クイック設定Webが開きましたら、左メニューの「基本設定」から「暗号化設定」を選択します。

設定3

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4.「暗号化設定」画面の「暗号化モード」で「WPA[推奨]」を選択、「暗号化方式」に「PSK(AES)[推奨]」選択し、「WPA暗号化キー」に任意で英数字10桁の暗号化キーを入力します。入力後は、「設定」ボタンを選択します。

設定4

参考

AESまたはTKIPでの暗号化キー設定は、以下の入力方法から指定します。

  • 英数字(8桁から63桁)
    • 0から9、aからz、AからZおよび以下の記号で構成の8桁から63桁
      入力可能な記号
  • 16進数(64桁)
    • 0から9、aからf、AからFで構成の64桁

「暗号キー更新間隔(分)」は、暗号化更新時間を入力してください。指定できる値は、0(更新なし)、1から1440分です。

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5.「設定を正常に完了しました。[再起動]ボタンを押して再起動を行ってください。」と表示されましたら、「OK」ボタンを選択します。

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6.左メニューにある「再起動」ボタンを選択し、Atermを再起動します。

再起動後にクイック設定Webのスタート画面が表示されましたら、再起動が完了し設定が有効となります。

設定6

注意

無線LAN端末(子機)と無線接続を確立させるためには、無線LAN端末(子機)側にも暗号化の設定が必要です。無線LAN端末(子機)に添付の説明書などをご参照の上、暗号化の設定を行ってください。

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