■無線LAN詳細設定(5GHz)
(画面は「対象ネットワークを選択」で「SSID1(バンドステアリング用):auhikari-xxxxxx」を選択した場合の例です。)
[5GHz共通設定]
バンドステアリング用SSID/プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定を行います。
- 11axモード (初期値:ON)
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「OFF」の場合、本商品(親機)のIEEE802.11axが停止され、11axモードが無効となります。
<ご注意>
- 「ON」の場合、ご使用のパソコンによっては、無線LAN接続ができないことがあります。
- MU-MIMO (初期値:ON)
-
MU-MIMOとは、複数の無線LAN端末(子機)が同時通信しても速度低下を抑える機能です。
<ご注意>
- MU-MIMOを利用するには、受信側の無線LAN端末(子機)もMU-MIMOに対応している必要があります。
- すべての無線LAN端末(子機)において効果を保証するものではありません。
そのため、速度低下などが見られる場合は「OFF」に戻してください。
- チャネル自動選択 (初期値:ON)
-
5GHz帯の「サーチ対象帯域」でチェックした周波数帯域の中で電波状態の良いチャネルを自動選択します。
- 干渉波検出・回避機能 (初期値:OFF)
- 「メッシュWi-Fi機能」を「OFF」、「チャネル自動選択」を「ON」に設定した場合に設定できます。
本商品(親機)動作中にも定期的に周囲の電波状況を確認し、より電波状態の良いチャネルを自動選択します。「干渉波検出・回避機能」を「ON」に設定すると、電波状態が改善する場合があります。
- 周波数幅設定 (初期値:160MHz)
- 使用する周波数幅を選択します。
無線LANで利用する20MHz幅の通信チャネルを拡大することにより、「20MHz」に比べて「160MHz」では8倍、「80MHz」では4倍、「40MHz」では2倍の高速通信ができます。
他の無線LAN端末(子機)が多い場合や、他の無線LANアクセスポイント(親機)が存在する場合には「20MHz」に設定すると通信が安定する場合があります。周囲の無線通信利用に配慮する際は「20MHz」に設定してください。
<ご注意>
- ご利用環境によっては、160MHz/80MHz/40MHz/20MHzモードが自動で切り替わるため、周波数幅を設定しても、設定した周波数幅以外で接続される場合があります。
- サーチ対象帯域 (初期値:5.2GHz(W52)、5.3GHz(W53)、5.6GHz(W56))
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「チャネル自動選択」を「ON」に設定した場合、オートチャネルによりサーチする周波数帯域通信モードを選択します。
収容する無線LAN端末(子機)の周波数帯域に合わせて設定してください。
収容する無線LAN端末(子機)側で対応した周波数帯域以外を選択すると通信できなくなることがありますのでご注意ください。
下記の中から複数選択できます。
5.2GHz(W52)
5.3GHz(W53)
5.6GHz(W56)
- 使用チャネル
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「チャネル自動選択」を「OFF」に設定した場合に設定できます。
無線LAN(5GHz帯)で使用するチャネルを選択します。
選択可能チャネルは、「周波数幅設定」で選択した周波数幅で指定可能なチャネルに変更されます。
複数のアクセスポイントが設置されている環境など、電波干渉がある場合には、使用する無線チャネルを変更してください。
- 144チャネル(W56)使用可能 (初期値:OFF)
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5.6GHz(W56)を利用時に144チャネルを使用する場合に「ON」に設定します。
<お知らせ>
- 通信中にレーダー波を検出した場合は、DFS機能により自動的にチャネルを変更しますので、通信が中断されることがあります。
- 送信出力 (初期値:100%)
- 無線LANの送信出力を選択します。
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。
- TWT (初期値:ON)
- TWTが「ON」では本商品(親機)に接続できない無線LAN端末(子機)がある場合「OFF」に設定します。
[SSIDごとの設定]
バンドステアリング用SSID/プライマリSSID/セカンダリSSIDごとの設定を行います。
<お知らせ>
- 「メッシュWi-Fi機能」が「ON」の場合、バンドステアリング用SSIDの設定を変更するときは、「無線LAN詳細設定(メッシュ)」で行ってください。
- 対象ネットワークを選択
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設定を行うネットワーク名(SSID)を選択してください。
SSID1(バンドステアリング用):auhikari-xxxxxx
「メッシュWi-Fi機能」が「OFF」の場合、バンドステアリング用SSIDの設定を変更するときに選択します。
「メッシュWi-Fi機能」を「OFF」に設定すると、バンドステアリングも連動して無効になりますが、「メッシュWi-Fi機能」が「ON」の場合と同じく「(バンドステアリング用)」と表示されます。
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SSID2(プライマリ):auhikari-xxxxxx-a
プライマリSSIDの設定を変更するときに選択します。
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SSID3(セカンダリ):auhikari-xxxxxx-aw
セカンダリSSIDの設定を変更するときに選択します
- 無線機能
SSID1(バンドステアリング用)/SSID2(プライマリ) (初期値:ON)
SSID3(セカンダリ) (初期値:OFF)
- ネットワークを使用する場合は、「ON」に設定してください。
- ネットワーク名(SSID)
SSID1(バンドステアリング用) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載。auhikari-xxxxxx)
SSID2(プライマリ) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載。auhikari-xxxxxx-a)
SSID3(セカンダリ) (初期値:auhikari-xxxxxx-aw)
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※ 各初期値の「xxxxxx」は共通の値です。
無線LANのネットワーク名(SSID)を入力します。
半角の0~9、a~z、A~Z、スペース(先頭と末尾に使用、スペースのみは不可)、下表の記号で、32桁以内で設定してください。
※ 「」(バックスラッシュ)はパソコンによっては、「」と表示されます。
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暗号化モード
SSID1(バンドステアリング用) (初期値:WPA2-PSK(AES)/WPA3-SAE(AES))
SSID2(プライマリ) (初期値:WPA2-PSK(AES))
SSID3(セカンダリ) (初期値:WPA3-SAE(AES))
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暗号化モードを選択します。暗号化モードを設定すると無線LANでの送受信データが暗号化され、第三者に傍受されにくくなります。
暗号化無効
無線の暗号化をしません。
WPA2-PSK(AES)
WPA2-PSK(AES)モードを使用します。
WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)
無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(TKIP)、WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)モードから、対応している暗号化方式を自動選択します。
WPA2-PSK(AES)/WPA3-SAE(AES)
無線LAN端末(子機)別にWPA2-PSK(AES)、WPA3-SAE(AES)モードから、対応している暗号化方式を自動選択します。
WPA3-SAE(AES)
WPA3-SAE(AES)モードを使用します。
※ WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)、WPA3-SAE(AES)が設定されている場合のみIEEE802.11ax、IEEE802.11ac、IEEE802.11nによる高速通信が可能です。
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WPA暗号化キー
SSID1(バンドステアリング用) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載されている暗号化キー13桁)
SSID2(プライマリ) (初期値:本商品(親機)のラベルに記載されている暗号化キー13桁)
SSID3(セカンダリ) (初期値:本画面で確認できます)
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暗号化キーを入力します。
※ 暗号化を行うときは、接続されている無線LAN端末(子機)に、本商品(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。
※ 8~63桁の英数記号または64桁の16進数を入力します。
※ 暗号化キーに使用できる文字は以下のとおりです。
- 暗号化キー更新間隔(分) (初期値:30)
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暗号化キーの更新間隔(分)を入力します。WPA-PSKでは、暗号化キーは一定期間ごとに自動的に更新されて、より安全な状態を保ちます。入力できる値は、0(更新なし),1~1440分です。
- 無線暗号化強化(PMF) (初期値:ON)
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無線暗号化強化(PMF)が「ON」では本商品(親機)に接続できない無線LAN端末(子機)がある場合、「OFF」に設定します。
- ネットワーク分離機能
SSID1(バンドステアリング用)/SSID2(プライマリ) (初期値:OFF)
SSID3(セカンダリ) (初期値:ON)
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ネットワーク分離機能の詳細はこちら
- ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) (初期値:OFF)
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無線LAN端末(子機)から本商品(親機)を検索したときに本商品(親機)のネットワーク名(SSID)が見えないようにする場合は、「ON」に設定します。あらかじめ本商品(親機)のネットワーク名(SSID)を設定した無線LAN端末(子機)以外からの本商品(親機)への接続を制限できます。
<ご注意>
- 他社製無線LAN端末(子機)との接続は保証しておりません。