複数固定IPサービス対応
本商品では、プロバイダから割り当てられた複数のグローバル固定IPアドレスを、本商品および本商品に接続されたパソコンにそれぞれ設定して、グローバルIPアドレスによるサブネットワークを構築できます。
複数のグローバルIPアドレスを付与するサービスを利用して、複数のインターネットサーバ公開などが可能になります。
また、外部からのアクセス不可のローカルネットワーク(192.168.0.2〜4)に外部からのアクセス可能なグローバル固定IPアドレスによるサブネットワーク(200.200.200.2〜4)を追加構築することもできます。
ローカルネットワークは、本商品のETHERNETポートとパソコンを接続するだけで構築できます。

複数固定IPサービスを利用する場合には、「LAN側設定」を変更せずにそのままお使いになることを推奨します。
(工場出荷時のままで問題ありません。)


複数固定IPサービスを利用したサブネットワークの構築方法には、下記の2つの方法があります。

本商品に接続された各パソコンに、直接グローバル固定IPアドレスを割り付ける。
本商品、および各パソコンへの設定が必要です。
設定方法はこちらをご覧ください。
静的NAT設定」を使用して、本商品に接続された各パソコンのローカルIPアドレスをグローバル固定IPアドレスと結びつける。本商品への設定が必要です。
設定方法はこちらをご覧ください。


下図は、複数固定IPサービスを利用した論理的なネットワーク構成の一例です。
ローカルネットワーク(ローカルIPアドレスを利用)のETHERNETポートとグローバルネットワーク(グローバルIPアドレスを利用)のETHERNETポートは、本商品に固定的に割り付けられたものではありません。
外部にHUBを接続したら、どのETHERNETポートでも利用することができます。
ローカルネットワークは、本商品のETHERNETポートとパソコンを設定するだけで構築できます。
サブネットワークを構築する場合は、本商品とパソコンの設定が必要です。
以下は、本商品に接続された各パソコンに直接グローバルIPアドレスを割り付ける場合の設定方法です。
ネットワーク構成例
<ご注意>
  • 図のグローバルIPアドレス(200.200.200.X)等は例です。
    ブロードバンド接続事業者またはプロバイダ等から割り当てられたIPアドレスを入力してください。
  • 複数固定IPサービスを利用するとグローバルネットワーク側に接続されたパソコンでは、インターネットから直接参照可能な状態になります。
    複数固定IPサービスはパソコンで十分なセキュリティ対策を実施したうえでご利用ください。
  • ポートマッピングの設定は必要ありません。
  • 複数固定IPサービスをご利用の場合は、「無通信監視タイマ」は無効になります。
 
↑ページのトップへ