PPPoEブリッジ

PPPoE(PPP over Ethernet)プロトコルを搭載しているパソコンやゲーム機などを接続することができます。
ルータではNAT機能によってIPアドレスやポートが変わり、特定のアプリケーションが使えない場合があります。
その場合、PPPoEブリッジを使用すると直接グローバルIPアドレスを最大20セッション取得することができ、アプリケーションをご利用になれます。

PPPoEブリッジを使用してインターネット接続できる端末数は、契約内容によって制限されます。

※ 本商品の設定は、初期値で「ON」になっています。

<お知らせ>

  • PPPoEブリッジは、契約内容をご確認の上ご使用ください。
  • 本商品からPPPoE接続している場合、LAN側に接続した端末(パソコンやゲーム機など)からのPPPoE接続が認められない場合があります。逆に、LAN側に接続した端末(パソコンやゲーム機など)からPPPoE接続している場合、本商品からのPPPoE接続が認められない場合があります。
  • PPPoEブリッジをご使用になると、インターネットからの不正なアクセスがLAN側に接続した端末(パソコンやゲーム機など)に直接届きます。最新のセキュリティを設定してご使用ください。

例

■PPPoEブリッジでできること

1. PPPoEブリッジを使ってできること

(1)次のアプリケーションなどをご利用いただけます。

<利用確認アプリケーション>

  • Windows(R) の場合

    リモート デスクトップ

    Windows リモート アシスタンス

(2)PPPoE対応のゲーム機を接続できます。

(3)Windows(R)または、macOS標準搭載のPPPoE機能を使用して、インターネットに直接接続できます。

<お知らせ>

  • インターネットランプは、本商品がPPPoE接続をしているPPPセッションの状態を表示します。
    ただし、他のPPPoEプロトコル内蔵パソコンがPPPoEブリッジで接続している場合には、本商品のインターネットランプに、その接続の状態は反映されません。

2. PPPoEブリッジを使ってWindows(R)でサポートされている機能を実現するために必要な条件

PPPoEブリッジを使ってWindows(R)でサポートされている機能を実現するためには下記の条件が必要です。

  • ・利用するパソコンおよびゲーム機などの端末がグローバルIPアドレスを取得できること
  • ・これらの機能を使って通信する相手も同様の環境であること

<お願い>

  • アプリケーションの操作方法は、各パソコンメーカーのサポートセンターなどにお問い合わせください。
  • 「PPPoEブリッジ」では、外部(インターネット)からのアクセスが可能になり、セキュリティが低下します。セキュリティ対策ソフトなどをお使いになることをお勧めします。
  • ゲーム機の使用方法については、ゲーム機の取扱説明書などを参照してください。

■設定方法

クイック設定Webの
「ホームゲートウェイ詳細設定」-「4.インターネット」-「その他の設定」で、「PPPoEブリッジ」を「ON」に設定する


■スループット参考値

PPPoEブリッジを使用すると、スループットの上限値がPPPoEより低くなります。

測定環境(イメージ)

測定結果

フレームサイズ:約1500byte

 アップロードまたはダウンロードアップロード/ダウンロード同時
PPPoEブリッジ 約9Gbps 4.5×2Gbps
PPPoE 約9Gbps 約9×2Gbps

※ 測定結果は参考値であり、実際の速度を保証するものではありません。実際の速度は、ご利用環境や接続機器などにより異なります。