「エラー:678」が表示された場合の原因と対策

Atermの液晶画面やユーティリティに表示される切断理由によって、原因と対策が異なります。 Atermに表示される切断理由の確認方法は以下をご参照ください。

Atermの切断理由確認方法

ご参考
Atermに表示される各切断理由の意味
  • 「データ切断001」:「発信した電話番号は現在使われていません」
  • 「データ切断003」:「発信した電話番号に対して接続できる経由先が存在しません」
  • 「データ切断022」:「発信した電話番号は別の電話番号に変更されました」
  • 「データ切断041」:「発信した電話番号の相手先が故障しています」
  • 「データ切断031」: 「正常切断(その他)」(通信方式が異なる場合などに発生します)
Atermに表示される切断理由 原因 対策
「データ切断001」
「データ切断003」
「データ切断022」
「データ切断041」
ダイヤルアップで設定されている「プロバイダのアクセスポイント」の電話番号が異なっている可能性があります

プロバイダのアクセスポイントが変更されたり、廃止されている可能性があります。 アクセスポイントの電話番号をご利用のプロバイダにご確認ください。

「データ切断031」 ダイヤルアップで設定されているAtermの同期通信、非同期通信の設定が異なっている
Windows 98/98SE/Me

Windows 98/98SE/Meでご利用の場合は、モデムが正しく選択されているか確認してください。

通信方式モデム名称
同期64Kbps通信用AtermXX SYNC115
非同期通信用AtermXX ASYNC115
※「XX」の部分には「IT」「IW」など、ご利用のAtermのシリーズ名が入ります

※正しく設定されていない場合には、以下を参照して再設定してください

Windows 98/98SE/Meでのモデム変更方法

ダイヤルアップで設定されているAterm用モデムのプロトコル設定が異なっている
Windows 2000/XP

Windows 2000/XPをご利用の場合は、モデムのプロトコル設定が接続先の通信方法と あっているか確認してください。

※正しく設定されていない場合には、以下を参照して再設定してください

Windows 2000/XPでのモデム変更方法

「データ切断079」 フレッツ・ISDNを利用している環境で発信者番号が正しく通知されていない

フレッツ・ISDNへの接続には発信者番号の通知が必要です。 ダイヤルアップネットワークで、接続先の電話番号に「186」を付加して「1861492」と設定して接続可能か、ご確認ください。 186を付加しても切断理由「079」で切断されてしまう場合は、NTT故障係(113番)にフレッツ・ISDNに異常がないかご確認ください

ご参考
フレッツ・ISDNは接続時にNTTへ通知された電話番号でサービスの利用者かどうかを確認しています。 INSダイヤルインやi・ナンバーなど、複数の電話番号による鳴り分けサービスをご利用の場合は、データポートに設定されている通知番号がフレッツ・ISDN申し込みの電話番号になっているかもあわせてご確認ください。 (通常は契約者電話番号を通知する必要があります)