No. 12044
公開日 2022/12/21 最終更新日 2025/01/15
回答
ACTIVEランプが赤点滅している場合は、以下の改善策を行ってください。
どれか1つを行い解決した場合は、ほかの改善策については行う必要はありません。
改善策A:Atermの動作モードをブリッジモード[*1]にする
AtermのWANポートに接続しているプロバイダ提供機器[*2]で、IPv4 over IPv6通信[*3]がすでに設定済みの場合にACTIVEランプが赤点滅します。
ルータ機能を停止したい(ブリッジモードで使用したい) をご覧の上、Atermの動作モードをブリッジモードにしてください。
ブリッジモード変更後は、ACTIVEランプがオレンジ(橙)点灯します。
なお、一部のAterm[*4]は、プロバイダ提供機器とAtermのIPアドレス体系が競合した場合にもACTIVEランプが(通常より速い)赤点滅しますので、こちらの場合もAtermの動作モードをブリッジモードにしてください。
改善策B:プロバイダ提供機器[*2]のLANポートにはAterm以外のルータは接続しない
IPv4 over IPv6通信[*3]の設定をAtermが正しく認識・設定できない場合に、ACTIVEランプが赤点滅します。
プロバイダ提供機器のLANポートには、Atermが正しく認識・設定ができるようAterm以外のルータは接続しないでください。
※ 以下の接続イメージも合わせてご参照ください。
改善策C:プロバイダにIPv4 over IPv6通信[*3]が正常に動作しているか確認する
以下のような理由でプロバイダのIPv4 over IPv6通信が正常に動作してない場合、ACTIVEランプが赤点滅します。
プロバイダにインターネット接続サービスが正常に動作していることを確認してください。
なお、プロバイダが提供しているIPv4 over IPv6通信にAtermが対応していない場合は、IPv4 over IPv6通信の動作モードで使用できません。
お手持ちのAtremにより対応のIPv4 over IPv6通信は異なりますので、IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)接続確認済みリスト をご確認[*5]ください。
[*1] ブリッジモードとは Atermのルータ機能を停止して使用する動作モードのこと。プロバイダ提供機器とAtermの両方でルータ機能を使用すると、Atermの設定で失敗したり、動作が不安定になることがあるので、ブリッジモードに切り替えます。(Atermのルータ機能を使用する場合は、プロバイダにご確認の上、プロバイダ提供機器のルータ機能を停止してください)
[*2] ONU[回線終端装置]やHGW[ホームゲートウェイ]などのプロバイダ(または回線接続事業者)提供の通信機器
[*3] v6プラス・transix・OCNバーチャルコネクト・クロスパスなどのIPv4 over IPv6通信サービス
[*4] 対象機種は、WX11000T12・WX7800T8・WX5400T6・WX5400HP・WX4200D5・WX1500HPです。(それ以外の機種はIPアドレス体系が競合された場合は、ACTIVEランプが消灯します。)
[*5] リストにないサービスでも接続できる場合がありますが、動作保証外です。(通信が安定しないなどの問題が発生する可能性があります)
対象機種
WX1500HP、WX1800HP、WX3000HP、WX3000HP2、WX3600HP、WX4200D5、WX5400HP、WX5400T6、WX6000HP、WX7800T8、WX11000T12
WG1200HP3、WG1200HP4、WG1200HS3、WG1200HS4、WG1800HP4、WG1900HP2、WG2600HM4、WG2600HP3、WG2600HP4、WG2600HS、WG2600HS2