このたび、Aterm製品の一部で、悪意のある第三者が制作したサイトにアクセスした場合に、対象製品の設定を変更されたり、製品を再起動されたり、お客様の意図しない動作を引き起こされる可能性がある事がわかりました。
Atermの対象製品をお使いの方は、本ページの記載内容に従ってご対応をお願いいたします。
お客様には、ご不便とご迷惑をお掛けいたしましてまことに申し訳ございません。
以下の条件が、すべて満たされた場合に引き起こされる可能性があります。
より安全性を高めるために、本ページ記載の対処方法を行ってご利用いただくことを推奨いたします。
対処方法は機種により異なりますので、以下の表より各機種ごとの対処方法をご確認ください。
なお、表に記載のない機種につきましては、本ページ内『本現象に対応したファームウェアが提供されていない製品の対処方法について』に記載の回避策を行ってください。
※ 2016年1月以降に発売を開始する製品は、本現象に対応した状態で発売を開始しますので、安心してそのままご利用いただけます。
機種名 | 対処 |
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MR03LN | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
MR04LN | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WF1200HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG1400HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG1800HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG1800HP2 | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG300HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG600HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG1200HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG1200HS | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WG2600HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
W300P | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
W500P | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WF300HP2 | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WF800HP | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
WR8165N | 最新のファームウェアにバージョンアップを行ってください。ファームウェア掲載ページはこちらです。 |
ファームウェアのバージョンアップを行っても、バージョンが古いブラウザを使用していると、対処内容が有効にならない可能性があります。
マニュアルなどに記載されているバージョンのブラウザのうちもっとも新しいものを使用してください。
ブラウジング中に表示されるダイアログメッセージの内容はきちんと確認して、押下したボタンの内容に適さないメッセージが表示された場合は、安易に、「OK」を押下しないでください。
例: 「工場出荷時設定に戻したあと、再起動を行います。よろしいですか?」 「再起動を行います。よろしいですか?」
クイック設定Webを開いた場合は、設定終了後にブラウザを必ずすべて閉じてください。
※ ブラウザを閉じるまでは、悪意のある第三者からの攻撃を受ける可能性があるため、クイック設定Webを開いたままとはせず、できるだけ短い時間で設定を行い、設定終了後は、速やかにブラウザを閉じていただくことを推奨します。
ブラウザにSafari(※)をご利用のお客様は、ブラウザを閉じるだけでは攻撃を受ける可能性がありますので、以下の手順を参考にBasic認証情報の削除を行ってください。
※ Safari以外にも、Android端末など、ご利用のブラウザによっては本処置が必要となる場合があります。
※ 手順は、Windows 7をご利用の場合です。OSやブラウザのバージョンにより、設定画面の項目や手順が異なります。
なお、クイック設定Webを開く際はBasic認証情報を保存しないでください。
JVN(Japan Vulnerability Notes)より発表された本件に関する情報は以下よりご覧ください。