本商品のWi-Fi通信が安定しないときは、以下の設定を変更することで改善できる場合があります。
●無線暗号化強化機能を変更する
無線暗号化強化機能は、Wi-Fi管理フレームの一部を保護して子機と通信します。子機との接続が不安定な場合は、本機能を無効にしてください。
●11axモードを変更する
本商品はIEEE802.11ax技術を利用し、複数の端末と同時に安定した通信を実現するため、「11axモード」は工場出荷状態で「ON」に設定されています。「11axモード」を「OFF」にすると、子機によっては通信が安定する場合があります。
●A-MSDU、U-APSDの設定を変更する
「A-MSDU」、「U-APSD」のON/OFFを変更することによりWi-Fi通信性能が改善する場合があります。
説明で使用している画面は一例です。OS、Webブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。
クイック設定Webで設定します。
※ 以下は「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」の例です。
「無線暗号化強化(PMF)」を「OFF」に設定します。
クイック設定Webで設定します。
※ 以下は「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」の例です。
クイック設定Webで設定します。
※ プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。(プライマリSSIDで設定した内容がセカンダリSSIDにも設定されます。)
※ 以下は「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」の例です。
「A-MSDU」、「U-APSD」で「ON」、「OFF」のいずれかを選択します。
※ 「256QAM」は「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」の設定項目です。IEEE802.11n(2.4GHz)で接続された子機とのWi-Fi通信に有効な機能です。
- 親機の5GHz帯のチャネルをW52に変更し、オクタチャネル機能を「OFF」に設定する。
- メッシュ機能を利用しない中継機の場合は以下も設定してください。
親機のバンドステアリング機能を「ON」に設定する。
バンドステアリング機能については、親機の取扱説明書などを参照してください。親機がWX5400T6の場合は、「バンドステアリング機能を使う」を参照してください。