共通ナビゲーションを飛ばす
現在のページの位置
ホーム(サポートデスク) > 目的別で探す > ソフトウェア > ソフトウェアダウンロード

Aterm IT55,IT55DSUファームウェア Ver3.00活用ガイド(Ver2.00との差分)

1997.4.21
■追加機能編

データポートとアナログポートの共通機能

  1. 発信者番号通知設定
    • 機能説明
      発信者番号(契約者回線番号またはダイヤルイン番号)を着信者側に通知する機能です。
      発信者は通知するかしないかを各ポート毎に選択することができます。
    • 利用するには
      INSネット64契約「発信者番号通知サービス」と
      「らくらくユーティリティ」→「簡易設定」→「各ポート登録」→「発信者番号通知」
      の設定で動作が決まります。
    • 動作
      Atermの設定 通知する 通知しない INSネット64申込内容に従う
      INSネット64
      契約
      呼毎通知許可 通知する 通知しない 通知する
      呼毎通知拒否 通知する 通知しない 通知しない
      常時通知拒否 通知しない 通知しない 通知しない
    • 補足説明
      発信者番号が通知されるのは、次の相手です。
      「INSネット64加入者」「デジタル携帯電話」「PHS」「発信電話番号表示サービスモニタ契約者」

データポート機能

  1. BOD機能
    128KbpsマルチリンクPPP通信を行っているときに、通信データ量の多少または、アナログポートに接続している電話機の発着信によって、使用するBチャネル数(1つまたは2つ)を自動的に変更する機能です。
    通信データ量の多少によってBチャネル数を変更する方式を「スループットBOD(Bandwidth On Demand)」と呼び、アナログポートに接続している電話機の発着信によってBチャネル数を変更する方式を「リソースBOD」と呼びます。
    以下にそれぞれの特徴と設定方法を説明しますので、128KマルチリンクPPP通信時は、ご利用されることをお奨めします。
    1. リソースBOD
      • 機能説明
        128KbpsマルチリンクPPP通信ではデータ通信で2つのBチャネルを使用するため、通常はアナログポートの発着信はできません。
        しかし、リソースBODを設定すると、アナログポートに接続した電話機の発着信があるとデータ通信の1つのBチャネルを削除してアナログ通信を行うことが可能になります。
      • 利用するには
        ・「らくらくユーティリティ詳細設定」→「BOD機能設定」→「リソースBOD」→「する」
        ・INSネット64契約のコンサルティング項目で「通信中着信通知サービス」を選択します。
      • 動作
        アナログポートに接続した電話機でダイヤルしたり、電話機に着信があり応答すると1つのBチャネルを削除します。このことにより、空いたBチャネルを使用して、相手と通話することができます。通話が終了すると2つ目のBチャネルを追加し、2つのBチャネルでデータ通信を再開します。
      • 補足説明
        1つのBチャネルを削除するときは、ピッと音がします。
        プロバイダの混雑状況によっては、電話終了後に、2つ目のBチャネルを追加できないことがあります。ピッピッと鳴らないことで確認できます。このときは、電話機の受話器を上げて下ろす操作をすると、再度追加を試みます。
        リソースBODとスループットBODの両方を使用するときは、Bチャネルを削除する条件は、それぞれのBODによりますが、Bチャネルを追加するのは、スループットがしきい値以上になった条件のときだけです。電話機の通話が終わっても条件が満されなければ、Bチャネルを追加しません。
    2. スループットBOD
      • 機能説明
        「スループットBOD」では、通信データ量が少ないときには1つのBチャネルを使用し、多いときには2つのBチャネルを合わせて使用しますので、通常は、2つのBチャネルを使用する場合と比べて通信料金を節約することができます。
      • 利用するには
        ・「らくらくユーティリティ詳細設定」→「BOD機能設定」→「スループットBOD」→「する」
        ・同画面→「スループットBODパラメータ」→「リンク追加算出時間」「リンク削除算出時間」「リンク追加しきい値」「リンク削除しきい値」を設定します。
      • 動作
        設定した「リンク追加算出時間」内の送出データ量かつ受信データ量が「リンク追加しきい値」より大きくなれば、2つ目のBチャネルを追加して、2つのBチャネルを合わせて使用します。また、設定した「リンク削除算出時間」内の送出または受信データ量が「リンク削除しきい値」より小さくなれば、2つ目のBチャネルを削除して、1つのBチャネルだけを使用するようにします。
      • 補助説明
        「リンク追加」とは、Bチャネルを追加することです。「リンク削除」とは、Bチャネルを削除することです。
        ・「しきい値」は、回線利用率(%)で示します。
        回線利用率(%)= 一定時間のデータ量の平均値/回線の最大データ量×100
        ここで「回線の最大データ量」は、64Kbps(=8Kbyte/秒)と考えます。
        ・例えば「リンク追加算出時間」が30秒、「リンク追加しきい値」が70%の設定時は、30秒間の回線利用率が70%より大きくなったときすなわち、30秒間のデータ量の平均値が44.8Kbpsより大きくなったときにBチャネルを追加します。
    3. 注意
      • 接続するプロバイダの状況、アクセスするサイトの混雑状況、お客様の使用状況(ホームページを見る、FTPダウンロードするなど)等の条件によっては、Bチャネルの追加と削除が頻繁に発生して、逆に料金が高くなることもあります。
      • AtermIT55/55DSUは、通信相手からのBチャネル削除/追加要求があると拒否するように設計されています。通信相手から強制的にBチャネルを削除/追加された場合には、通信エラーとなる可能性があります。一般的なプロバイダ接続では、要求してきませんので問題ありません。
      • リンク追加算出時間,リンク削除算出時間設定について
        時間設定は10秒から60秒までの10秒毎の設定になりますのでご注意ください。
        この範囲以外の設定に関しては,例えば10秒未満の値を設定した場合は10秒とみなし,60秒を越えて設定した場合は60秒とみなされます。また,10秒毎の設定ですので,17秒と設定した場合は1秒の位が切り捨てられ10秒設定となります。
      • リンク追加しきい値,リンク削除しきい値について
        リンク追加しきい値設定は60%から90%までの10%毎の設定になり,リンク削除しきい値設定は10%から40%までの10%毎の設定になりますのでご注意ください。
        この範囲以外の設定に関しては,リンク追加しきい値では,例えば60%未満の値を設定した場合60%とみなし,90%を越えて設定した場合は90%とみなします。
        リンク削除しきい値では,例えば10%未満の値を設定した場合10%とみなし,40%を越えて設定した場合は40%とみなします。
        例えば10%未満の値を設定した場合は10%とみなし,60%を越えて設定した場合は60%とみなします。
        また,10%毎の設定ですので,47%と設定した場合は1%の位が切り捨てられ,40%設定となります。
      • 参考
        Windows 95では、送受信データ量を見ることができるシステムモニタがあります。
        128KbpsマルチリンクPPP通信中に次の手順で見ることができます。
        ・「スタート」-「プログラム」-「アクセサリ」-「システムツール」-「システムモニタ」を開きます。
        ・「編集」-「項目」の追加を選びます。
        グループでAterm MP 128をクリックし、
         項目 バイト受信/秒を選択→「OK」
         項目 バイト送信/秒を選択→「OK」
        ・棒グラフ、折れ線グラフ、数値表を選択できます。
  2. 強制切断タイマ
    • 機能説明
      通信時間が設定した時間を超えると強制的に通信を切断します。
      パソコンで切断操作を行っても、ソフトウェアが正常に動作しなくて切断できなかった場合の長時間接続を防止することができます。
    • 利用するには
      「らくらくユーティリティ詳細設定」→「データポート登録」→「通信監視タイマ」→「監視する」。あわせて設定時間を入力します。
      設定時間は、1〜10時間で1時間刻みで設定できます。
    • 動作
      設定した時間通信を行うと強制的に通信を切断します。初期値は10時間です。
    • 注意
      強制切断したくない場合は、必ず監視しない設定にしてください。
    • 補足説明
      ・監視データを定期的に発信して無通信監視タイマが効かないプロバイダとの接続でもうっかりした切断忘れの防止ができます。
      ・Macintoshのモデム/プリンタポートは、通信ポートで一般的に使われるER信号とRS信号を一つの信号で制御しています。一般的にデータ通信では、RS-CSフロー制御を使いますが、Macintoshをお使いの場合、AtermITは、「ERを常にONとみなす」を設定しなければなりません。そうしないとデータ通信中にフローがかかった時にER信号(RS信号)がOFFして通信が切断されてしまうからです。
      これは、ER信号を使った切断ができないことを意味します。
      もう一つの切断方法は、ATコマンドで+++の後、ATHを出すことです。一般的に通信ソフトウェアは、切断時、この2つを出しますが、ソフトウェアの異常動作で画面上は切断されているにもかかわらず、+++、ATHが出ずに通信が切断できないことも考えられます。長時間接続して通信費用がかかるのを防止するためにも、通信監視タイマは設定しておくことをお奨めします。

アナログポート

  1. フッキング検出タイマ
    • 機能説明
      アナログポートに接続された電話機やファクシミリのフッキングを検出する時間を変更することがでます。
      電話機の受話器を置いたら呼び出し音が鳴り続けるときは、置いた時に電話機が出すチャッタリングをAtermがフッキングと判断していることが考えられます。この時、検出時間を長くしてみて下さい。
      ※フッキングとはフックスイッチを1秒程度押して直ぐに離すことです。
      フッキングは電話サービスを利用するとき使用する場合があります。
      フックボタンを押すと電話機が切れてしまうコードレス電話機などではフッキングボタン、またはフラッシュボタンのあるものしかご利用できません。
    • 利用するには
      「らくらくユーティリティ詳細設定」→各「アナログポート登録」→「フッキング検出タイマ」を短い、普通(初期値)、長いの中から選択します。
    • 動作
      設定したフッキング検出タイマの時間以内でフッキングすれば、フッキングを検出します。
       短い(0.03秒〜1秒)
       普通( 0.3秒〜1秒)(初期値)
       長い( 0.5秒〜1.5秒)
  2. 着信転送トーキの選択
    • 機能説明
      INS回線のフレックスホン機能である着信転送を利用する場合、着信転送時に転送トーキや転送元トーキを流したくない場合に「らくらくユーティリティ」で設定します。
    • 利用するには
      「らくらくユーティリティ簡易設定」→「アナログポート共通登録」→「着信転送」を(使用する)→「着信転送先番号の設定」の画面の「転送トーキサービス」の中から選択下さい。
      (1)転送トーキなし、転送元トーキなし
       (2)転送トーキあり、転送元トーキなし
       (3)転送トーキなし、転送元トーキあり
       (4)転送トーキあり、転送元トーキあり(初期値)


■「メール着信通知」&「UUIメール」編
  1. INSネット64加入手続きについてのご注意
    • INSネットお申込票のなかのコンサルティング項目の[必須項目]のユーザ間情報通知サービスは■着信許可であることが必要です。
      既に契約をされている方は読み飛ばして下さい。
    • 更に、より便利にお使いいただくために同じコンサルティング項目の[付加機能等項目]の[毎月の使用料(無料)]の通信中着信通知サービスを ■(利用する)と契約されることを必須としてください。
      インターネット通信と電話を同時にご使用の場合でも、電子メール着信通知を受信することが可能となります。
  2. 電子メール着信通知,及びUUIメールのインストール方法
    1. Windows95でご利用のとき
      1. エクスプローラを起動する。
        タスクバーのスタートボタンから「プログラム」を選択し、「エクスプローラ」を起動します。
      2. 電子メール着信通知,UUIメールファイル一式をダウンロードしたドライブのパスを指定します。
      3. SETUP.EXEをダブルクリックする。
      4. セットアップを行う。
        インストール先をハードディスクドライブに指定した後、セットアップ画面の指示に従ってセットアップを続けます。
      5. インストール終了
        インストールが終了したことを伝える表示ボックスが現れます。「OK」をクリックするとインストールが終了します。
        「電子メール着信通知・UUIメール」という名前でグループが作成されます。
      6. ファイル構成
        インストール先のディレクトリには、
        Mailadd.exe, Maildel.exe, Mailinfo.exe, Mailreco.exe, Recv.exe, Send.exeの6つのファイルがあります。
        ファイル名 ショートカット名
        Mailadd.exe ユーザID新規登録
        Maildel.exe ユーザID削除
        Mailinfo.exe メール通知情報
        Mailreco.exe 記録情報
        Recv.exe メール受信
        Send.exe メール送信
    2. Macintoshでご利用のとき
      1. 電子メール着信通知,UUIメールファイル一式をダウンロードしてきたら、mlid.datファイルのみ初期設定フォルダに移動してください。これでインストールは終了です。
  3. 電子メール着信通知の利用方法
    1. 電子メール着信通知の名前・ユーザID新規登録
      電子メール着信通知情報をみるためには、AtermIT45シリーズ/55シリーズにユーザIDの新規登録が必要です。ユーザIDを登録していないとメールサーバから電子メール着信通知がきてもメール着信通知情報が残りませんのでご注意ください。
      (AtermIT55/55DSUの電源が入っていない場合もメール着信通知情報は残りませんのでご注意ください。)
      「ユーザID新規登録」アイコンをダブルクリックすると、名前・ユーザID新規登録画面が現れます。
      名前、ユーザID登録欄がありますので名前欄には適当な名前を入力し、ユーザID欄にはBIGLOBEに登録したユーザIDを入力してから登録ボタンをクリックしてください。
      名前は半角8桁、全角4桁までです。1個の名前に対して最大5件までユーザIDを登録することが可能ですが、AtermIT55/55DSUに登録できるユーザIDの最大件数が5件ですので、一個の名前に対して5件分のユーザIDを登録してしまうと、他の名前でユーザIDを登録することができません。複数件数のユーザIDを登録する場合はカンマ”,”で区切って入力してください。
      例えば、BIGLOBEにaaaaaaaa@biglobe.ne.jp、bbbbbbbb@biglobe.ne.jpという 2個のユーザIDを登録している場合,ユーザID欄には以下のように入力します。
      ユーザID    aaaaaaaa,bbbbbbbb
    2. 電子メール着信通知のメール通知情報の読み出し
      AtermIT55/55DSUのPWRランプがオレンジ点滅している(AtermIT45シリーズはPWRランプは緑点滅です)場合、メールが到着していることを知らせています。電子メール着信通知でメール到着件数を確認します。
      「メール通知情報」アイコンをダブルクリックすると、メール通知情報画面が現れます。この画面にはユーザID毎に到着メール件数が表示されます。メール通知情報画面が現れると、到着メール件数は消去され、PWRランプは緑点灯に戻ります。 過去のメール通知情報が20件を越えた状態でメール通知情報の読み出しを行いますと、以下のメッセージが表示されますので指示通りに一度記録情報を消去し,再度,メール通知情報の読み出しを行ってください。
      「最大登録件数を越えています。ログファイルへの書き込みをしたい場合は,一度ログファイルを消去して,もう一度メール読み出しを行ってください」
    3. 電子メール着信通知の過去のメール通知情報の読み出し
      メール通知情報画面を開くと、自動的にメール着信通知情報がログファイルに記録されます。ログファイル名は名前・ユーザID新規登録画面で登録した名前が使用されます。「記録情報」アイコンをダブルクリックすると、過去のメール通知情報画面が現れます。
      メール通知情報画面を終了してしまったが、また後で見たい場合に過去のメール通知情報を利用します。
    4. 電子メール着信通知の名前・ユーザID削除
      名前・ユーザIDを削除したい場合は「ユーザID削除」アイコンをダブルクリックすると、名前・ユーザID削除画面が現れます。
      名前を選択して削除ボタンをクリックすると名前・ユーザIDは削除されます。
    5. ご注意
      (1)電子メール着信通知サービスとINSボイスワープサービスとの競合について
      INSボイスワープサービスのなかで無条件転送に設定した場合は、電子メール着信通知情報も転送されてしまいます。ボイスワープサービスを停止しておくか、あるいは無応答時転送、話中時転送設定にして電子メール着信通知サービスをご利用ください。
      (2)電子メール着信通知の名前・ユーザID新規登録状態でのATZ98コマンド発行
      電子メール着信通知の名前・ユーザIDを登録した状態で、AtermIT55に対してATZ98コマンドを発行しますとすべてのパラメータが初期化されるため、AtermIT55に登録されたユーザIDも消えてしまいパソコン側とAtermIT55側で状態不一致が発生します。ATZ98コマンドを発行した場合は、一度パソコン側の電子メール着信通知の名前・ユーザIDを削除し、再度、電子メール着信通知の名前・ユーザIDを登録してください。
      (3)データポート設定のグローバル着信を「着信しない」に設定した場合はダイヤルイン番号着信になりますので,必ず自己アドレスの登録をして,電子メール着信通知をご利用ください。
    6. UUIメールの利用方法
      1. UUIメールの送信
        (1)宛先電話番号の設定
        UUIメールを送信する場合は、「メール送信」アイコンをダブルクリックしますとUUIメール[メール送信]画面が現れます。
        ここで宛先電話番号(アドレス)欄に送信相手の電話番号を入力し、サブアドレスの指定がある場合は宛先電話番号(サブアドレス)欄に入力したら、必ずキャリッジ・リターンを入力して宛先電話番号を確定させてください。
        宛先電話番号が確定しますと、宛先電話番号欄の下の枠に電話番号が確定表示されます。
        (2)送信メールの作成、及び送信
        新規送信メール欄に送信メッセージを作成します。送信メッセージは最大50文字です。(半角文字で100字、全角文字で50字まで可能です。)
        送信メッセージが作成できたら、右側の[送信]ボタンをクリックしてください。メールの送信を開始します。
        メール送信中表示画面が現れ、メール送信が正常終了すると正常終了画面に変わります。メール送信が異常終了すると異常終了画面に変わります。この場合、切断理由、及び生成源の値が表示されますので、AtermIT55取扱説明書で原因を確認してから再度、送信してください。
        (3)アドレス帳について
        [編集]ボタンをクリックすると、アドレス帳作成画面が現れますので電話番号欄に送信相手の電話番号を入力し、キャリッジ・リターンを入力して確定します。確定しますと電話番号リストに表示されます。電話番号を設定したら、[保存]ボタンをクリックしてください。ファイル保存画面が現れますので、アドレス帳ファイル名を指定して保存してください。このとき、アドレス帳ファイル名を”address.txt”という名前で保存しておきますと、アドレス帳欄にデフォルト表示されます。
        [変更]ボタンは別に作成したアドレス帳を表示したい場合に使用します。アドレス帳がある場合は選択したアドレス帳に登録されている宛先電話番号を選択してから[追加]ボタンをクリックすると電話番号が確定表示されます。確定表示された電話番号を削除する場合は、削除したい電話番号を選択して[削除]ボタンをクリックします。
        (4)差込ボタンについて
        送信メッセージ用ファイルが既存する場合、[差込]ボタンをクリックしますと、ファイル選択画面が現れますので、ファイルを選択してから[OK]をクリックしてください。ファイルの内容が新規送信メール欄に差し込まれます。送信メッセージは最大50文字迄ですので、既存ファイルの内容が50文字を超えている場合は、最初の50文字迄が差し込まれます。
      2. UUIメールの受信
        (1)メールの受信
        AtermIT55/55DSUのPWRランプがオレンジ点滅している場合、UUIメールが到着しているか、あるいは電子メール着信通知があることを知らせています。電子メール着信通知の「メール通知情報」アイコンをダブルクリックして到着メール件数を読み出してもPWRランプがオレンジ点滅している場合はUUIメールが到着しています。
        UUIメールを受信する場合は、「メール受信」アイコンをダブルクリックするか、あるいは[メール送信]画面で[メール受信]ボタンをクリックしますとUUIメール[メール受信]画面が現れます。
        受信メール一覧には、到着しているメッセージの最初の10文字が表示されていますので受信メールを選択してダブルクリックしますと、受信メール欄にメッセージが表示されます。
        (2)保存ボタンについて
        [保存]ボタンは受信メールを保存しておきたい場合に使用します。[保存]ボタンをクリックしますと、[ファイル保存]画面が現れますので、ファイル名を指定してから[OK]をクリックしてください。
        保存を行いませんと,受信メールは保存されませんのでご注意ください。
      3. UUIメールの終了
        [終了]ボタンをクリックしますと、UUIメールは終了します。
      4. ご注意
        ●データポート設定のグローバル着信を「着信しない」に設定した場合はダイヤルイン番号着信になりますので,必ず自己アドレスの登録をして,電子メール着信通知をご利用ください。
        ●法律により,自動発信において同じ通信相手が応答しない場合には,再発信の回数は最初の発信から3分間で2回以内に制限するように規制されています。本規制にしたがい,UUIメールでは,この規定を越えて発信を行うことはできませんのでご注意ください。