Q&A No. 00262
本ページに掲載されている手順の対象機種は以下のとおりです。
本手順の対象機種すべては、サポート期間が終了しましたので、Q&Aの更新も終了しました。
日々報告される脆弱性問題に対してセキュリティを確保し、本来持つ性能を十分に発揮させ、より安全にお使いいただくため、最新の製品への買い替えをお奨めいたします。
販売中のAterm製品につきましては、「製品情報」をご覧ください。
なお、更新を停止しているため、最新の環境や端末でご使用の際、掲載内容の対処を行っていただいても解決しない場合もあります。
WR8200N、WR8400N
初期化を行うと、これまで行った設定をすべて初期値に戻します。
初期化後は、使用用途に合わせて設定を行ってください。
初期化前の設定内容に復旧できるようにしておきたい場合は、初期化を行う前に設定内容の保存を行ってください。
設定内容の保存・復元方法については、「現在のAtermの設定情報を保存したい」をご覧ください。
なお、ファームウェアバージョンについては、初期化後も初期化前のバージョンが保持されます。
初期化手順は、以下のとおりです。
Atermの電源が入っている状態(本体正面のPOWERランプが緑点灯)であることを確認します。
(電源を入れた直後の場合は、30秒程経過してから初期化作業を進めてください)
ご注意
Aterm本体の底面にあるディップスイッチの「1」〜「4」すべてがOFF側になっていることをご確認ください。
すべてOFFになっていない場合は、Aterm本体についているACアダプタを取り外した状態(電源が入っていない状態)で、すべてOFFにした形で電源を入れ直してから、先の手順に進んでください。
ただし、初期化前の動作モードを引き続き使用する場合は、ディップスイッチの変更を行う必要はありません。
いずれかがONになっている場合は、初期化後に以下のような形で強制的に設定されます。(「2」は未使用)
「1」がONの場合 → 強制アクセスポイントモード[ブリッジモード](ルータ機能を停止した状態)
「3」がONの場合 → プライマリSSIDの暗号化が強制的にWEP(128bit)。
「4」がONの場合 → MacアドレスフィルタリングとESS-IDステルスが強制的にON。
Aterm本体の底面にあるRESETスイッチを、つまようじの先で押し続け(*1)、POWERランプが赤点滅を始めたら放してください。
赤点滅が始めるまで6秒〜10秒程かかります。
(*1) RESETスイッチは小さい穴の奥にあるボタンで、直接指では押せないようになっています。
※ 画像はWR8400Nを使用していますが、ほかの対象機種でもランプの点灯状態やRESETスイッチの位置などは同様です。
ご参考
つまようじがない場合は、電気を通さない材質で細い棒状のものをご使用ください。
電源を入れた直後で起動が完全に終了していない場合、RESETスイッチが反応しない場合があります。
RESETスイッチは、穴に対して垂直に正しく押すと「カチッ」というボタンを押した感触があります。
ボタンを押した感触がない場合は、穴の中でRESETスイッチとは違う場所を押している可能性があります。
その場合、POWERランプが赤点滅を開始しませんので、やり直してください。
Aterm本体についているACアダプタのプラグを取り外し、電源を切ります。
10秒程待ってから、再びACアダプタのプラグを差し込み電源を入れてください。
電源を入れてから1分程待つと、初期化は完了です。
※ 電源を入れた直後は、本体前面のPOWERランプのみが緑点灯したあとに、全ランプが約3回一斉に緑点滅して、再度POWERランプが緑点灯します。(直後にAIRランプも点灯します。)
ご参考
初期化後の再設定手順は、「らくらくネットスタートで設定を行いたい」をご覧ください。
なお、ディップスイッチで強制アクセスポイントモードにして初期化を行った場合は、Atermの起動が完了すると本体のACTIVEランプがオレンジ点灯に変わり、アクセスポイントモード[ブリッジモード](ルータ機能を停止した状態)として使用できるようになりますので、らくらくネットスタートでの設定は不要です。