機能一覧(無線)
暗号化
本商品の対応している暗号方式には以下の3つの方式があります。
■WEP
WEPとは、無線LANアクセスポイント(親機)で使用している暗号化キー(任意の文字列)と同じキーを登録した無線LAN端末(子機)のみ無線LAN通信できるようになる機能です。
無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)との間で送受信される無線LAN通信データを暗号化して保護し、第三者からの傍受や盗聴から守ります。
※暗号化キーは、セキュリティキー、パスフレーズ、ネットワークキー、パスワードとも呼ばれています。
暗号の強度は下記のとおりです。
強
←
[暗号強度]
→
弱
※WEPに対応している無線LAN端末(子機)は こちら
<お知らせ>
- 本商品では、3つのネットワーク(※)のうち、「WEP専用SSID」にのみ設定できます。
※本商品には3つのネットワーク「オーナーSSID」「ゲストSSID」「WEP専用SSID」があります。
- 本商品は、暗号強度が128bitに設定されており、変更できません。
- 128bitWEPは、従来の40bit鍵のWEPを拡張して104bit鍵にした暗号機能です。
- WEPでは、IEEE802.11n通信はできません。
- WEP機能は、完全に傍受や盗聴から守ることを保証するものではありません。セキュリティを向上させる機能の1つであるこということをご理解いただきご使用ください。
- WEPを使用する場合、無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)の設定は同じにする必要があります。
■WPA-PSK/WPA2-PSK
WPA(Wi-Fi Protected Access)/WPA2(Wi-Fi Protected Access2)は、現在無線LANで広く使われている通信暗号化方法「WEP」を置き換える、より強固な暗号化方法です。
WPA/WPA2で使われるTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)は、その暗号鍵を一定時間ごとに、自動的に変更するので、不正な解読が困難になります。
WPA/WPA2で使われるAES(Advanced Encryption Standard)は、128/192/256bitの暗号化キー(※)を用いる次世代の標準暗号化方式です。
WPA-PSK(Wi-Fi Protected Access Pre-Shared Key)/WPA2-PSK(Wi-Fi Protected Access2 Pre-Shared Key)は、WPA/WPA2セキュリティ設定の1つです。
Pre-Shared Keyを 使って認証を行うので、認証サーバを用意しなくても
WPA/WPA2セキュリティ設定を使用できます。
※暗号化キーは、セキュリティキー、パスフレーズ、ネットワークキー、パスワードとも呼ばれています。
WPA/WPA2-PSK(TKIP)とは
無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(TKIP)の各モードから、対応している暗号方式を自動選択するモードです。
WPA/WPA2-PSK(AES)とは
無線LAN端末(子機)別にWPA-PSK(AES)、WPA2-PSK(AES)の各モードから、対応している暗号方式を自動選択するモードです。
暗号の強度は下記のとおりです。
強
←
[暗号強度]
→
弱
※WPA-PSK/WPA2-PSKに対応している無線LAN端末(子機)は こちら
<お知らせ>
- 本商品では、3つのネットワーク(※)のうち「オーナーSSID」「ゲストSSID」に設定できます。
それぞれ2.4GHzモード、5GHzモードごとにネットワーク名(SSID)があり、それぞれのネットワーク名に対して、異なる暗号化設定ができます。※本商品には3つのネットワーク「オーナーSSID」「ゲストSSID」「WEP専用SSID」があります。
- Windows 搭載のパソコンでご利用の場合のみ、WPA-PSK/WPA2-PSK(TKIP)、WPA-PSK/WPA2-PSK(AES)モードをご利用になれます。
※WPA2-PSKはWPA2-PSKに対応した無線LAN端末(子機)でのみご利用になれます。
- 暗号化の設定は必ず無線LANアクセスポイント(親機)と無線LAN端末(子機)(子機を使用するパソコン)で同じ設定にしてください。
- 暗号化キーは無線LANアクセスポイント(親機)1つにつき1つだけ使用します。複数の無線LAN端末(子機)を使用する場合、すべての無線LAN端末(子機)に無線LANアクセスポイント(親機)と同じ暗号化キーを設定してください。
<注意事項>
- WPA-PSK/WPA2-PSKをご利用になるには、対応した無線LAN端末(子機)が必要です。