「キャリア(搬送波)を検出できませんでした」と表示された場合の原因と対策

Atermの液晶画面やユーティリティに表示される切断理由によって、原因と対策が異なります。 Atermに表示される切断理由の確認方法は以下をご参照ください。

Atermの切断理由確認方法

ご参考
Atermに表示される各切断理由の意味
  • 「データ切断001」:「発信した電話番号は現在使われていません」
  • 「データ切断003」:「発信した電話番号に対して接続できる経由先が存在しません」
  • 「データ切断022」:「発信した電話番号は別の電話番号に変更されました」
  • 「データ切断041」:「発信した電話番号の相手先が故障しています」
  • 「データ切断031」: 「正常切断(その他)」(通信方式が異なる場合などに発生します)
Atermに表示される切断理由 原因 対策
「データ切断001」
「データ切断003」
「データ切断022」
「データ切断041」
「ネットワーク」で設定されている「プロバイダのアクセスポイント」 の電話番号が異なっている可能性があります プロバイダのアクセスポイントが変更されたり、廃止されている可能性があります。 アクセスポイントの電話番号をご利用のプロバイダにご確認ください。
「データ切断031」 「ネットワーク」で設定されているAterm用「モデム名」が異なっている 「モデム」の設定を再度確認してください。 詳細については以下をご参照ください。

MacOS10.xでのモデム設定の確認方法

※当設定は一般的な設定方法を案内しています。画面などが異なる場合は、 ご利用のパソコンのサポートセンターへご確認ください。

「データ切断079」 フレッツ・ISDNを利用している環境で発信者番号が正しく通知されていない フレッツ・ISDNへの接続には発信者番号の通知が必要です。
フレッツ・ISDNへの接続用電話番号に「186」を付加して 「1861492」と設定して接続可能か、ご確認ください。
186を付加しても切断理由「079」で切断されてしまう場合は、 NTT故障係(113番)にフレッツ・ISDNに異常がないかご確認ください。
ご参考
フレッツ・ISDNは接続時にNTTへ通知された電話番号でサービスの利用者かどうかを確認しています。
INSダイヤルインやi・ナンバーなど、複数の電話番号による鳴り分けサービスをご利用の場合は、 データポートに設定されている通知番号がフレッツ・ISDN申し込みの電話番号になっているかも あわせてご確認ください。(通常は契約者電話番号を通知する必要があります)