公開日:2023/03/28
NECプラットフォームズは、2023年3月28日に警視庁が発表した「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」の取り組みに賛同するとともに、利用者一人ひとりがセキュリティについて関心を高め、理解を深めていただけるよう、Wi-Fiルーターのセキュリティ対策について注意喚起して参ります。
当社の家庭用Wi-Fiルーター「Aterm」では、保証期間を超えてもセキュリティ対策について可能な限り対応しておりますが、オペレーティングシステムのサポート終了など諸事情により、更新プログラムのご提供ができない場合もあるため、保証期間を超えた長期でのご利用は避けていただき、後述の「DLPA推奨Wi-Fiルーター」への買い替えをお勧めいたします。また、新しいWi-Fiルーターであれば、セキュリティがより強化されているだけでなく、通信速度等の性能向上も見込めますので、安全で快適なインターネットライフがお楽しみいただけます。
国内のWi-Fiルータメーカーが加盟している「一般社団法人デジタルライフ推進協会(以下、DLPA)」では、サイバー攻撃からの備えとして「自動ファームウェア更新機能」と「管理画面へログインするためのIDまたはパスワードの固有化」の2つが有効な機能であるとして、これら機能を搭載したWi-Fiルーターを「DLPA推奨Wi-Fiルーター」と称しています。
しかし、古いWi-Fi ルーターには、これら機能が搭載されていないことから、安心安全なインターネット環境の構築には、利用者様ご自身による各種設定やご理解が必要であると、2019年12月18日に4つの提言を発表しました。
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なお、DLPA の提言発表以降に当社より発売した家庭用 Wi-Fi ルーター「Aterm」は、すべて「DLPA推奨Wi-Fiルーター」です。「DLPA推奨Wi-Fiルーター」は、出荷時からセキュリティ対策が施されており、利用者が意図せずサイバー攻撃に加担することから回避できるものであると、これからも広く周知して参りますが、ぜひ利用者様ご自身による定期的なWi-Fi ルーターの設定確認も合わせてお願いいたします。